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34、鍛錬

更新しなければしなければと思いつつここまで待たせてここまでしかかけていないことを白状致しますm(_ _)m

申し訳ありません!!!

多分1話から読まないと覚えてない方が多くいらっしゃると思います!

申し訳ありません!!!!!





「はっ!」

声を出すたびにお腹に力を入れながら剣を振り下ろす。

いつものやり慣れた動作にもジュスタン様からみてもらっていると思うと自然と力が入るが、


「エリー、もう少し肩の力を抜いてください」

「はい!」


そうです!!

ジュスタン様から『エリー』と呼ばれているんです!!

最初にずっと『エリーとお呼びください』としつこく言ったおかげで呼んでくれる様になりました!

敬語は外せないということで今でも敬語なのですが…(殿下には敬語など使っておられないのに…!)

やっぱり二人とは過ごしてきた長さが違うので仕方ないと言えば仕方ないのですが

私ももっと仲良くなってたくさんお話したいです…

なんて考えていても仕方ないので私は言われた通り肩の力を抜いてもう一度剣を振り下ろした。


「はあっ!」


自分でもわかるぐらい綺麗な形で驚くとジュスタン様は満足そうな顔で頷き、


「さすが辺境伯令嬢ですね!

元から備わっている運動神経が抜群ですね!」


体の反応と順応の速さが殿下よりもお早いです!と感激したように私に向かって褒め称えます。

お父様まで褒められて私の行動でお父様の評価まで上がると考えると私の気合いもより入る。


「はああああ!!!!」


何度も何度も剣を振り下ろす。さっき言われてた通りにしているおかげで今はなんでも切れそうな無敵感を感じてますます素振りにのめり込んでいたのだが、横でちらちら見える王太子の素振りが気になって仕方なくなり、一旦自分の剣を下ろす。


「殿下、重心をしっかりしてください。それじゃあ敵から打ち返された時に重心を崩してしまいますよ?」


不恰好のまま剣を振っている殿下に向かって声をかけた。


「えっと…こんな感じかな?」


と殿下が重心を少しずらす。


「違いますよッ!」


もう!と思いながら、もっと重心がずれてしまった殿下の肩を触って上半身を少し上げるようにすると少しはマシになったかなと思うので2、3歩離れて殿下を見ると


「殿下、顔が真っ赤ですけど大丈夫ですか?」

「エッ?!!!!」

「肩触った時も変な力が入ってた気がしますし、どこか体の具合が悪いのですか?」


顔を隠すように手で覆っている殿下は「いや!その…」と何やら煮え切らない返事しかしない。

もし殿下が急に倒れたりしたら大変だ!と殿下に一歩近づくと殿下がズサァァァアアアと5歩ぐらい下がってしまう。これ本格的にやばいやつでは?!!!

この反応に覚えがある私は顔色がサッと青くなる。

私も体調が悪くても鍛錬を続けようとするとライマがすぐ気づくのだ。


『エミリア様、体調が悪いのではないですか?』


体調が悪いのがバレるとすぐにやめさせられるのがわかっているためなんとしても熱があるのを隠そうとライマから逃げ回るのだ。

しかし大体は5分もすると捕まってしまい、


『なんでこんなに熱があるのに続けようとするのですか!!!早めに休んだら明日は鍛錬が出来てるかもしれないのに、今ここで悪化させたらもっと鍛錬が出来ない日が続くんですよ?!!!』


と相当怒られてしまうだ…。

殿下の体調を崩してしまうのは流石にまずいし、今日の鍛錬はここまでかなっと思いしゅんっとしながらジュスタン様に聞く。


「殿下のお加減に触るといけませんし、今日はここまでにしたほうが…」

「エリー、殿下はある病におかされていますが、命に関わることではないので心配ないですよ」

「そうなのですか…?」

「ええ、ですが、今日はもう殿下が剣の鍛錬どころじゃなさそうですし、エリーの言う通り今日はこの辺にしときましょうか」


そういうジュスタン様の一言で初日の鍛錬は終わることになったのだ。








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