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25、やっぱりお父様が1番!!



「え、なんで泣いてるんですか!?」


とあたふたしながらポケットからハンカチを出して差し出すとエイダン様は、泣いたことが恥ずかしかったのか自分の服で涙を拭うと私のハンカチは、受け取らなかった。

そして、しばらくするといじわるそうな表情をして


「はぁ、俺はエミリア嬢のような感情の起伏が激しいわけじゃないのになー」

「ムッ!何が言いたいんですか?!」

「俺は、ジュスタンのおっさん見てもなんとも思わないってことだよ」

「だ・か・ら!ジュスタン様のことをおっさんなんかじゃありません!!」


さっきの涙なんてなかったかの様に振る舞ったエイダン様にホッとしながら、ジュスタン様のことを訂正した。


そのあとはしばらく話ている間に


「エリー?」


とお父様から呼ばれた。


「お父様、お仕事は終わった?」

「今は、休憩時間だよ。殿下との話は終わったかい?」

「うん!」


元気よく頷いて「殿下、エイダン様有意義な時間をありがとうございました」と言って綺麗な礼をとった。


「また明日、エミリア嬢」

「また明日?」

「一緒に剣を習うんだろう?」

「そうでした!!では、また明日!」


そう言った後、お父様について行って団長室に着くとお父様が機嫌悪そうに「エリー」と私を呼んだ。


「何?お父様」

「殿下と明日もお会いするのか?」

「うん、だって一緒に剣を習うって話だったでしょ?」

「それにしてもエリーはそんなに乗り気じゃなかったじゃないか」

「それは…!」

「それは?」

「なんと教えてくれる先生がジュスタン様だそうです!!」

「ジュスタンに教えてもらいたかったのか?」


もっと機嫌が悪くなってしまった。


「それは、伝説と言われている人なんてなかなか教えてもらえることなんてできないじゃない!!

今までもこれからもお父様が1番にかわりないけどやっぱりたくさんすごい人の技術を盗まないとお父様の様に強くはなれないと思うの!

ねッ!お父様もそう思うでしょ?」


私の話を聞いたあとのお父様は、機嫌が直った様で

「そうか」と言った声がちょっと弾んでいた。

やっぱりキリがいいって大事ですよね!!

決して文字数が少ないことへの言い訳とかじゃないです!決して!!

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