表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月と海のリザレクション〜海神ポセイドンの幼女転生〜  作者: 幸田遥
第3章 南極大陸編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

83/93

続・決戦!南極海


 アムルとシンシアの神の力で、戦闘機10機と空母2隻は、研究船パーズAに近づくことなく、一瞬にして撃沈した。


 遠くの海上に残っているのは、大型の戦艦が10隻だ。




 研究船パーズAはただの研究船である。武装はしていない。

 武装のない研究船と、大型の戦艦が10隻との戦いである。


 勝負の行方は、誰から見ても明らかだ。




 しかし、研究船パーズAには、2人の神が乗っていた。


 海神ポセイドンが転生したシンシアと最高神ゼウスが転生したアムルの2人だ。



 シンシアは神具トライデントを握りしめ、水を自由自在に操り、アムルは神具ケラノウスを握りしめ、雷を操る。



 研究船パーズAは海に浮かんでいる。

 そして、空は雷雲で覆われている。



 この2人がいれば、大型の戦艦が10隻など、赤子の手をひねるようなものである。


 アムルは実際、まだ赤子であるが、この赤子にとっても、大型の戦艦が10隻など、赤子の手をひねるようなものである。



「さぁてと、残り10隻かぁ。同じように沈める?」

 シンシアは、余裕の表情を浮かべていた。



「シンシア、まだ終わっていないよ。油断は禁物だよ。相手は、水素爆弾を打つような相手だからね。何をするかわからないから……。最後の1隻を沈めるまでは気を抜いちゃいけないよ」

 博士はシンシアに注意する。


 相手は、何をしてくるかわからない。

 油断は厳禁である。



「うん……。わかったよ、パパ。じゃあ、手堅く行くよ」

 シンシアはそう言って、神具トライデントを構えた。



 ジュシュー  ジュシュー



 1隻の戦艦の下から、大きな海水の柱が生じて、それを持ち上げてゆく。



「よいしょっと」



 ドゴゴーン


 シンシアは、海水の柱を使い、1隻の戦艦を持ち上げ、それを、ぽいっと、その横に並走していた戦艦にぶつけた。


 2隻の戦艦は火だるまになった。



「ふぅ〜。残り8隻っと」

 シンシアは、大きく息を吐く。



「だなぁ……。しかし、数が多いなぁ……。」

 博士も、オペラグラスを構えながらも、声を出した。



(兄者! 俺が一気にやろうか? チョコレートで手を打つよ?)

 アムルが脳波で、シンシアと博士の会話に加わる。



「おいおい、アムル。本当にお前もチョコレート好きだなぁ〜」

 シンシアは、後ろを振り返りながら、口元に笑みを浮かべた。


「もぅ、仕方ないなぁ、アムルは……。Leia, Amurru wanna eat chocolate, again. (レイア、アムルがまたチョコレート食べたいんだって)」

 博士は、レイアに話しかける。


 アムルにあげていいお菓子の量は母親のレイアによって厳重(?)に管理されていたのだ。

 そうしないと、アムルはお菓子ばかり食べてしまうのだ。



「はい。仕方ないわー。いいわよー」

 レイアは、博士の背中におんぶされたアムルの頬を突き、アムルに笑いかけた。


「「だってさ」」

 シンシアと博士は、2人揃って呆れたような声を出す。


 アムルのお菓子の量は相変わらず厳重(?)に管理されているようだ。


 この非常事態に紛れて、母親のレイアから、チョコレートの許可が得られた。



「う〜あ〜〜」

 アムルは、大きな声で喜びを表現すると同時に、手足をバタバタとさせ全身で喜びを表現した。


(よし、兄者! 任せろ!)

 そして、シンシアと博士に脳波を送る。


 博士の背中におんぶされたアムルは、右手の神具ケラノウスを天にかざし、そして、それを振り下ろした。



   ピカッ


    ゴロロォォォ   ドガーーン



 空を覆う雷雲から、巨大な稲妻が8本生じた。

 それぞれは、8隻の戦艦を同時に撃ち抜いた。


 まさに一瞬だった。



「ヒュ〜。さすがアムル。私の弟だけのことはある」

 シンシアは目を見開きながらも、笑みを浮かべる。


「ありゃ〜。すごい」


「Oh my God! (すごい〜)」

 博士とレイアも感嘆の声をあげた。



「バウゥ〜」

 全てが終わったと状況を理解したさーべるちゃんが、シンシアの横に来て、シンシアの足に頬ずりする。



「さーべるちゃん、終わったよ〜」

 シンシアは、さーべるちゃんの頭をナデナデした。




 研究船パーズAの前方では、艦隊が火を上げている。


 その間をかいくぐり、研究船パーズAは南極大陸に向けて、進行した。


 南極大陸への上陸まで、すぐだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i488219
秋の桜子さまよりいただきました。
好評連載中です!

i493381
砂臥 環さまからいただきました。
リンク先は、『『月』を照らす光〜月と海のリザレクション〜』です。
テーマソングです。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ