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005・後編─第一次性癖戦争・第三勢力の登場、また、戦線継続

 「尻だ」

 「は?」

 「は?」


 俺と筋太郎、二人分の声がユニゾンする。

 乱入してきた尻派、完全に予想外の声が聞こえた方向に首をグるんと回す(およそ九十度!)。 


 「──またか、また俺に害しようというのか! 天翔あまと! つーか今日元気だな! お前!」

 「ああ、この体が動く限り、俺は何度でもお前の前に立ち塞がろう。──お前らはさっきから期間限定やら、変わらない魅力だとか言っているが、ならばどうだ、胸も脚も結局はどちらか片方しか備えてはいない。……だが、尻は違う。どんな状況においても変わらぬ魅力を持ち、かつ、ブルマを穿いていればその力は倍増する。つまり、尻が最も魅力的だということだ。あらゆる状況を想定し、多角的に物事を見る事ができるのがプロなんじゃないか?」


 どうした。なんで今日そんなに出番があるんだ。今の所青華よりもセリフが多いぞ。


 「韓よ。どうやらお前は本当に別勢力として俺たちと敵対しようという事らしいな」

 「そう言っている……最も素晴らしいのは尻だ」

 「まあ、人の意見はそれぞれだしな。お前や筋太郎が胸派だろうが尻派だろうが別に否定なんかしない。俺は広く意見を受け入れている。だから否定はしない……しないけど、これだけは譲れない。いいか、女子がブルマを穿いている時は絶対に脚が最も素晴らしい」

 「いや、胸だ。なあ、そうだろう! 野郎ども!」

 「「「「うおおおおおおおおお!」」」」


 ……なんてノリのいい奴らだ!

 周りで話を聞いていた男共に声をかける筋太郎。それと同時に叫び声が上がる。


 「くっ、この視界の狭いメジャー派共め!」


 しかし、何人も男がいて全員がメジャー派に属しているわけじゃあないらしい。


 「諦めるなよ! 暮木! メジャー派の勢いに押されるんじゃねえ!」

 「そうだ! ブルマは太ももが一番いいに決まってるんだ!」

 「お前ら……!」


 なんだこれ、なんだこれ。目頭が熱くなってくる……。


 「……ああ! やるぞテメエらあ!」


 こちらも大きく士気を上げる。こうなったらとことんまでやってやる。

 天翔の方も、何人かの男が天翔の肩を叩き無言でうなずき合っている。あちらもあちらで静かに士気を上げている。

 各々の陣営の準備が整った。所詮今までの争いなど、茶番。

 茶番は終わりだ。ここからが本当の戦い──!


 「者ども! かかれええい!」


もうあと二週間で私立の入試なのに、何やってるんでしょうね、私。

そういえば、ここはやっぱり、評価とかのお願いした方がいいんですかね? 前はやってたんですけど、どこかからか言わなくなって、雑談の場所になってるんですよねえ……というわけで、ブクマ、ポイント評価おねがいしますっ!

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