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004・後編─やっぱり、こっちを後編にしよう

うーん、投稿頻度がどうとか言う話は何処へ?

 この学校の昼休みは他の私立、国公立の学校と違ってかなり長く設定されている。でなきゃ、さっきのやり取りだけで昼休みが終わってしまう。

 (無駄に)広く、(要らないくらい)入り組んでいるこの学校には中庭と呼ばれる場所が多く存在するが──俺たちはその中でも一番広い、校舎のほぼ中心に位置する中庭に来ていた。

 なぜ教室などではなくここなのかと言うと、霧島の


 「あそこの方が安全じゃないですか、私も暮木君も」


 という言葉からだった。

 これには俺はただ閉口して、中庭に向かうしか選択肢がなくなる。

 しかしなんだか、誘導された感が否めないと言うか、どうにも掌で踊らされているという感覚が拭えない。

 まあ、実際そうなんだろうけれども。

 んー、でも、霧島に躍らせれてるってのもやっぱり納得いかないなあ。

 やっぱり今からでも場所変えようかな、とも思ったが、ここが安全なのは確かなので動かないが。


 「いやあ、他人のお金で食べるご飯というのは、なんでこんなに美味しいんでしょうね」

 「そうかしら? 私はいつもと変わらない気がするけど」

 「うーん、まあ、美味しければどっちでもいいです」


 人の奢りで、霧島に至ってはうまく便乗しただけのくせしてなに言ってんだ(元々青華のご機嫌取りだったのだ)。

 そう、霧島は本当に俺に昼飯を奢らせやがったのだ。お陰で俺の昼飯は購買のおばちゃんが情けでくれた食パン一枚だ。

 味気ねえ。


 「で、だ」


 二人の視線が俺に向く。


 「飯が美味い云々はともかく、俺にも少し分けてくれよ。これじゃあ午後は乗り切れねえ」

 「嫌よ。食べたいなら自分で買ってきなさい」

 「それは俺が買ったもんだろうが」

 「あ、そうだ暮木君」

 「話を逸らそうとするな、それで誤魔化されると思うなよ」

 「あ、そうだ暮木君」

 「えんどれすっ⁈」


 これ以上言っても意味は無いらしい。

 どうも俺は強硬的に押されると弱いようだ(されるとも言う)。


 「それでですね、暮木君。私のあらゆるところに巡らし、常にぴんと立てている情報レーダーによると、なにやら不穏なようで不穏じゃないような気がしないでもない話が引っ掛かりまして」

 「どっちなんだよ」


 なんだよレーダーって、妖怪レーダーか? 髪の毛が針のように逆立ってのか? まさか、お前は幽霊族の末裔だとでも言うのか⁈


 「ほら、この学校って一部の生徒に対して何かしらの任務を与える場合があるじゃないですか」


 あるじゃないですかって。

 月に一度、学年の中でも優秀な、それもトップクラスに優秀な生徒にのみ、現場、実践の経験を積ませるために任務を与える制度がある。その生徒のレベルに合わせて教師側で任務を選らぶため、ある程度の怪我人だけで、死傷者は出ていないらしい。

 基本的に、そういった任務が与えられるのは早くて二年生、遅くて三年からだ。

 しかし、なんでまたそんな話をするんだ?


 「確かにそんな制度もあった気がするが……それが不穏? 俺たちには関係ない上に学生に与える任務だぞ。危険だったりはするかもしれないが、不穏なんてことはないだろう」

 「いえですね。どうも今回、一年生に任務を与えるという話が上がっていまして」

 「へえ」

 「へえ」


 そりゃ大変だ。

 つまりは今年はそれだけ優秀な生徒が居たって事なのだろう。

 今年の一年生には青華も羽重もいる。六名家の子女が二人も同時に居れば、なにも、おかしいわけではない。

 ちなみに、「へえ」が二つあるのは、青華も呟いただけであっただけであって、決してミスとかではない。


 「む、反応が薄いですね」

 「いや、驚いてはいるよ。でも──最近は驚くようなことが多すぎて、なんか驚く気分にはなれないんだよ」

 「むう、ではこれはどうでしょう──その任務に指名される生徒、暮木君が推薦されたんですよ」

 「は?」

 「はあっ⁈」


 ちなみに、二回目の「はあっ⁈」は青華の叫びなだけであって、決してミスなどではない。

最近、私の作品のキャラクターたちは、私が直近で見た、あるいは、読んだ

作品のキャラクターに似てしまうことに気づきました。都度、修正はしてるんですけどねえ、どうも。

(例・ゼロ魔、物語シリ〇ズ、涼宮ハルヒ〇憂鬱、等)

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