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023―後日談、と言うか今回のオチ……このタイトル、大丈夫?

 俺が目覚めてからの話。

 つまりは後日談、と言うやつである。


 あの後俺が起きたのは病院のベッドの上で事後処理も全て終わった後だった。起きて直ぐに、横に青華が居た時は本当に心臓が止まるかと思った。

 だって青華だぜ? 心配して看病とかしてくれるタイプじゃねえもん。

 平坂が最後に言っていた通り、貫かれたはずの脚は完全に塞がり、まるで何もなかったかのように傷跡すら無く、無くなっていた──もちろん、『星の力』に目覚めた時に消えた傷も、影も形も無い。

 傷が残らなかったのは良かったが、それとは別に、残ってしまったものがあった。……いや、一度は消えたのだから、できたものがあった、が正しいだろう。

 以前、俺の胸にあったアザ、あれがあった位置に白い刻印が刻まれていた。

 十二芒星の白い刻印。

 それを見た時の俺の気の落ちようと言ったら……青華が引くほどだった。

 前より入れ墨みたいになってる……。

 目が覚めて直ぐに簡単な検査をして、問題ないってことで速攻で病院を叩き出されてしまった。

 あの医者絶対ヤブだ。間違いない。

 家に帰れば、何のことは無い。いつも通りの日々が返ってきたのだ(親も兄妹も、病院に一日とはいえ入院した家族を気遣う言葉一つ無しにいつも通りだった。なんなら心なし、いつもより雑な扱いだった)。……ただ一つを除いて。

 と言うのも、あの謎のゴスロリ少女メデスちゃん、もといガニュメデスと言うらしいあの少女が家に居ついてしまったのだ。

 ただし、メデスは大体俺の中にいるらしいので他の家族には存在すら知られることは無い……らしい。

 しかし、若干弓良に感づかれていたことを、ここに報告しておく。

 俺の中に居たというのには流石に驚いた。どうりで呼んだらすぐ出てくるし、会話も筒抜けだったわけだ。プライバシーの侵害とかで訴えたら勝てるんじゃないか。

 とにかく、そういう訳で俺の部屋はメデスによって侵略を受けている。

 そして何かしら注意するとなぜか逆に怒られる。

 こればかりは本当に解せない。


 そういえば、あの燃えるような赤髪の生徒会長。

 退院した次の日に、今回の事件についての報告をしに行くと、宣言通り本当に怒られた。

 説教された。

 叩かれたし、殴られた。

 生徒会長は本当に俺に説教をしたのだ。3時間も、泣きながら。

 いや、ほんと、そんなに泣いて体中の水分が出ていったんじゃないかと思うくらいに泣いてた。

 ……本当に申し訳なくなってくる。

 申し訳ないんだけども。


 そしてなにより、平坂、あの野郎手打ちにしたのはいいものの、青華の呪いの腕輪を外さずに消えたのだ。

 『暮木鈴人に助けられる』ということが解呪条件となっていた、あの厄介極まりない腕輪。これに何もせずにいなくなったのだ。

 が、俺が起きた時には既に外れてた。

 少なくとも俺が気絶した時にはまだついていた筈なのに、外れていることには首を捻った。

 俺はいつ青華を助けたというのだろう。

 そう聞いてみても、『な、何でもいいじゃない』と、顔を赤く染めるだけ(そして俺が凍るだけ)で結局答えてはくれなかった。

 まあ、それで納得できるはずもなく、仕方なく、聞いてみたメデス曰く、それについてのオチは


 「お姫様に掛けられた呪いを解くのは、今も昔も、王子様の口づけと相場は決まっているのさ」


 ということらしい。

 

罫線を知った私にもう敵はいない!

現在進行形で絶賛受験生、来年無事に高校生に慣れているかすら怪しい、落ちるとか滑るとかマジで言わないで、どうもハタスズユイです。全40部、ここまででまずは第一部、先輩なろう作家様方に倣って言えば第一章部分が終了です。これでおよそ88000字。およそライトノベル一冊分に相当します。つまりは第一部で第一巻なのです。第一部はその場のノリでプロットも何もなく始めまして、結局最後までプロットやら予定やらは作りませんでした。公開したので次からは作ります。 さて、前述のとおり、私、今年受験生なのですよ。なので投稿頻度が受験が近づくにつれてよろしくなくなるかもしれません(しないとは言ってない)。まあ、そんなことはどうでもいいのです。 第二部の中身の詰めと書き貯め、第一部の細部の修正の為に来週は投稿いたしません。が、再来週中には絶対に投稿いたします(受験生)。中坊の拙い文章ではありますが、これからもどうか『十二星輝の王権戦争』をよろしくお願いします。


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