【背伝え愛言葉】
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♂1：♀1：不問0
構われたい彼氏 ♂ セリフ数：14
仕事をする彼女 ♀ セリフ数：13
[あらすじ]《１分程度》
ポチポチとPCへ向かって仕事をする彼女にぐでーんともたれ掛かる彼氏は彼女の背中を使って文字遊びをする事にしたのだった――。
【構われたい彼氏】
それではここで問題です！
【仕事をする彼女】
……突然なんだ？
【構われたい彼氏】
俺が背中に文字書くから、なんて書いたか当てて？
【仕事をする彼女】
何て難しい事を。
仕事と同時進行でそれをやれと？
【構われたい彼氏】
じゃあ行くよ～。
【仕事をする彼女】
まるで聞いてない。
【構われたい彼氏】
………………。
【仕事をする彼女】
こそばゆいです、彼氏さん。
【構われたい彼氏】
………………出来た！ ハイ、何て書いたでしょう？
【仕事をする彼女】
フルシカトするのやめてもらっていいっすか。…んー、カラス？
【構われたい彼氏】
ぶっぶー！ カフェでした！
じゃあ次書くよ～！
【仕事をする彼女】
ええー、嘘ぉ……。
まだ続く感じですか。
【構われたい彼氏】
（間を空けてから）
あのさ、彼女さん。
【仕事をする彼女】
何すか、彼氏さん。
【構われたい彼氏】
駅前に新しいカフェが出来たんで一緒に行きませんか。
【仕事をする彼女】
仕事終わったらね。
【構われたい彼氏】
あとね、彼女さん。
【仕事をする彼女】
あ、スルーですかそうですか。
【構われたい彼氏】
喋ってたら何書いてたか忘れたのでもう一回書いてもいいですか。
【仕事をする彼女】
バカなんですか？ いいですよ。
【構われたい彼氏】
…………………………。
【仕事をする彼女】
…………………………。
【構われたい彼氏】
……。
彼女さん、答えをどうぞ？
【仕事をする彼女】
何が『ダイスキ』だ、バカ野郎。
私は愛してるぞこんちくしょう。
【構われたい彼氏】
ふへへ、それは良かった。
…ところで仕事終わった？
【仕事をする彼女】
よし、駅前のカフェ行くよ。
【構われたい彼氏】
はーいっ！
STORY END.
