【悪魔からの贈り物】
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♂1:♀1:不問0
冷徹な教授 ♂ セリフ数:16
普通の女学生 ♀ セリフ数:17
[あらすじ]《3分程度》
女学生は出し忘れのレポートを見つけ、人も疎らな学内を少し急いで駆け抜ける。そうして着いた先には優雅に珈琲を飲む顔馴染みの教授と小さな段ボールの箱が置かれていた――。
【普通の女学生】
何ですか、その胡散臭い箱。
【冷徹な教授】
胡散臭いとは失礼だな。
とても素晴らしい実験道具だ。
【普通の女学生】
なるほど、全く理解不能です。
とりあえずレポートはここに置いておきますね。
【冷徹な教授】
おい。
【普通の女学生】
(面倒な事に巻き込まれたな、という顔をして)
…………。何ですか……?
【冷徹な教授】
そう嫌そうな顔をするな。
わざわざ明日に持ち越さずレポートを出した褒美だ、これをやろう。
【普通の女学生】
そんな箱、要りませんけど
【冷徹な教授】
何故だ。
【普通の女学生】
冷徹悪魔と呼ばれている教授の所持している謎の箱でしょう? 逆に欲しいと懇願する人なんて居ないでしょう。
【冷徹な教授】
……。全く根性のない奴だ。
仕方ない、これをやろう。
【普通の女学生】
何が仕方ないですか、何ですかこの金槌
【冷徹な教授】
その金槌でこの箱を叩き壊せばいい。
中に危険なものが入っていたとしてもこれだったらお前だけが被害に遭う訳じゃないだろ?
【普通の女学生】
そういう問題じゃないんですけど。
っていうかこれ何が入ってるんですか。
【冷徹な教授】
何だと思う?
【普通の女学生】
んー…。人間の頭部とかですかね!
【冷徹な教授】
お前はオレをなんだと思ってるんだ
【普通の女学生】
冷徹悪魔。
【冷徹な教授】
……はあー……、オレは教え子にそんな風に呼ばれて…悲しいなぁ…!
【普通の女学生】
どちゃクソ下手な嘘泣きしないで下さいよ、微塵も心が動かないです。
【冷徹な教授】
まぁそんな事より。
【普通の女学生】
流すんだ……。
【冷徹な教授】
オレはお前と違って忙しいからな。
これとこれを置いとくから開けたら持って帰って鍵閉めとけよ。
【普通の女学生】
はあッ!? ちょ、ゎぷっ…鍵を投げるなっ…! ちょ、まッ………………えー・・、どうしろと…。
とりあえず……開けてみる……?
で、でもッ!
開けずに帰るって選択肢もある訳だし…! でもあの“悪魔”、『素晴らしい実験道具』とか言ってなかったっけ…。
うわ~…! 気になる!
……………………。
でも危ないものではないはず。
衝撃を与えてどうにかなるものだったらあの“悪魔”がここにこれを持ってきた時点でどうにかなってるはず…。
……でも待て。ここで包装したんならどうにかならなくても不思議じゃないな……?
……。え、これ詰んだ?
ん~~~~~~、よしっ!
女は度胸! 骨は拾ってもらえばいい!
よいしょ~~!
…………ン?
…………ナニコレ?
【冷徹な教授】
マグネチックスターラー
【普通の女学生】
ぅひっ!?
【冷徹な教授】
開けるのが遅いぞ。
【普通の女学生】
私の……
【冷徹な教授】
何だ。
【普通の女学生】
私の覚悟を返せ~~!
【冷徹な教授】
知らないな。
そんじゃあそれやるから残りのレポート頑張れよ。
【普通の女学生】
はっ!? これ役立つの!?
じゃなくて、役に立つんですか!
あっ、さっきのレポート!
レポート返して下さい!
【冷徹な教授】
これは提出されたからもうオレのものだ。
【普通の女学生】
悪魔~~!
STORY END.