★【その首狩るは薺の子】
声劇タイトルは
【そのくびかるはなずなのこ】と読みます。
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♂2:♀0:不問0
麒麟 ♂ セリフ数:10
〈中堅の語り部。元は戦争孤児。どこぞの冒険者崩れに拾われ育てられた。羽弥芝に拾われるまで傭兵をしていた〉
埜薇 ♂ セリフ数:10
〈中堅の語り部。エルフと人間のハーフだが、寿命は人間寄り。見窄らしい見目に騙される者も多いが、前衛で戦える実力者〉
[あらすじ]《3分程度》
世界各地を語り歩く語り部は巨万と居るが、その中でも名が売れているのはほんのひと握り。これはそんな語り部達が不慮の偶然で鉢合わせしてしまった時の物語である―――。
【埜薇】
(お茶を差し出して)
……どうぞ……お口に合うと…良いのですが…
【麒麟】
…用意が良いな。しかし運が悪い、街道が岩で塞がっているとは。
【埜薇】
そうですね…この道を通らなければ…宿屋に辿り着けません…から…
【麒麟】
叩っ斬ってやれりゃあ、話は早いんだが。…あの岩の前で訳分からねぇ事を唱えてる貴族が邪魔でよォ。
【埜薇】
……貴方が貴族を気にするなどと…珍しい事も…あるんですね…年を取ると…人は丸くなるようです…
【麒麟】
うるせェよ。アレはただの貴族じゃねェ。
あの腕章、…王族とも繋がりがある、第二王子派の貴族だ。
面倒事は御免なんだよ。
【埜薇】
ですが…このままでは…すぐにペンタ地方に…下りる事は…叶いませんね…この先で語りを…?
【麒麟】
いンや、そのままダーナディ地方まで行く。適当に語って、また戻ってくるつもりだ。…聞きたかねェが、テメェは?
【埜薇】
ペンタ地方の宿屋に…泊まり…早朝の語りを終えれば…鬼張山付近へ…向かう予定です…
【麒麟】
あァ、そうかよ。…つーか、この道塞いだ所で遠回りすりゃァ、ペンタ地方へは行けっだろ。
【埜薇】
いえ…恐らく……ペンタ地方へ…下りさせない為ではなく…ただの時間稼ぎですよ…
【麒麟】
…時間稼ぎ? 貴族が絡む厄介事か?
【埜薇】
此処へ来る前に…立ち寄った冒険者ギルドにて…ペンタ地方の近くにあります…地下ダンジョンの魔力が…異常に上昇していると…聞きましたよ…
【麒麟】
(大きくため息を吐いて)
埜薇。
【埜薇】
…何でしょう…
【麒麟】
貴族を、退かせ。
面倒事は嫌だが、貴族の思惑に付き合ってやる義理はねェからな。
【埜薇】
……こちらとしましても…予定が狂うのは…頂けませんから…助太刀しましょう…
【麒麟】
・・・・・・。
昔から思ってたんだが、やっぱテメェのなりで鉤爪持ってっと、…気持ち悪ィな。
【埜薇】
…そう言われましても…一応…S級の武闘家ですから…
…貴族様とその護衛は…お任せ下さい…
【麒麟】
へーへー。さっさと終わらすぞ。
STORY END.
一人用声劇台本ページの語り部シリーズより。
それぞれ初登場台本を掲載しておきます。
語り部麒麟〜遭遇編〜
https://ncode.syosetu.com/n0087fo/39/
語り部埜薇〜鬼張山編〜
https://ncode.syosetu.com/n0087fo/68/




