【エウレカ】ノンデリである
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
あー懐かしいなー。この詰め方ー。
実験してるんですー。
とか曲がりなりにもどっかの科学者とか、大学教授に言うと、すげー詰めて来るんよ。
其れはなんの研究?
その研究してどうなるの?
薬品使うとどうなるの?
其れは果たして本当に意味ある?
これ矢継ぎ早に来るんですよ。
全員が全員、物理に惚れ込んでいる訳じゃない!! 俺は受験さえ突破出来れば良い!!
そういう生徒を何人も見て来た。けれども果たしてその生徒は、大学へ行って幸せなれたと言うのだろうか?
「君、塾とか行ってない?」
なんの気なしそう聞かれた。相も変わらず死んだ目をしている。そうされて思うのは、私に対して特段興味はなく、あるのは物理に対する思いだけなのだと言う事。
少女漫画では教師と生徒の恋愛に発展する事もあるが、彼に対してそういう物は果てしなく無意味な物だと思う。しかし其れを確信するのは少し後のことであった。
「私の数学の学力を懸念なさっているのでしょうか?」
「あーそこは割とどうでも良い。放課後ヒマ?」
良い先生出あるのかも知れないと思っていたが、意外とそうではないのかも知れない。ただ自分のお眼鏡に叶った相手が、自分の思い描いた道を進めたなら、それで満足する様な人なのかも知れない。それこそ投げた物が思った通りの軌道を描くことをかくにんする様に。
「……」
「暇なら放課後物理室来てくんない?」
「先生、私は貴方の道具でも、増してや実験台でもありません」
物理に大してはとても熱心だと思う。わざわざ時間取って、特別受験進めるようなところがあるし。けれどもそれ以外のところは割とどうでも良い。そう言われている気がした。
変なところで冷めている。一匹狼である自覚はあるが、使い潰しの道具として見られるのは御免蒙りたい。
「……何をそんなに不機嫌そうな顔をしているの? それとも君、大勢多数の『受験さえ突破出来ればそれで良い』とかそういうタイプ? 俺はそういう子、大学で潰れると思ってるけど」
なんだか猛烈に、話が噛み合ってない気がする。相当私も先生も怪訝な顔をしていたのだろう、先に口を開いたのは先生であった。
「もしかして数学以前に読解力がない? 最近の子は『面接どう?』と聞かれて、『女性でした』とか答える子もいるって言うけど、君、そういうタイプ?
問題文の意図を掴めないとそもそも数学以前の……。あーでも……可能性は……」
「そろそろ本気で怒りますけど」
「まぁいいや。放課後、暇? でも君『暇じゃありません』とか言って、俺を巻くんだろ? 『歴史の勉強がしたい』と言った時の様に。
潰しときたいな。全ての可能性。まず放課後予定がある場合、誰と何をするの? 其れは何時から始まる予定? 待ち合わせ場所は何処?」
詰めて来やがった!!
「プライバシーの侵害……」
「あのね、君のプライバシーとか心底どうでも良いし、そもそも肝心要の個人情報は学校側に筒抜けだから、無意味だよ。」
これ割りと、最初からすれ違ってるんですよ。
最初って『あーそこは割とどうで良い』ってところから。
『数学の学力懸念してます?』に対して
『そこは割とどうでも良い』と言ったのは、
『数学は放課後教える予定だし、そもそも数学ほど火力高い問題は物理で出ないから、深く考えなくて良いよ。
微積の公式と、三角関係の比率と、ベクトルの分解だけ出来れば高校はまぁ大丈夫。
これ全部数学の基礎門から出るから。
数学難しいよねー。物理よりハードな証明問題とバトるのが数学科だからー。
物理は物理で別の難しさがあるけどー。』
という意味。
つまるところ『俺は受験さえ突破出来れば良い!! 物理に全てを掛けてる訳じゃねぇ!!』という人へのカウンター。
学問は裏で繋がってる。
そもそも数学の鬼基礎問題や定義をガン無視して、よく『物理に全てを掛けてるわけじゃねぇ!!』と言えたな。
物理出来たら数学もちょっと楽になるって意味なのに。
というカウンター。
でもやっぱり共感性が薄いところがこの先生ある。
本質的には『見込みのある子を開花させたい。其れ以外の必要な学力や思考が足りてなくてもどうでも良い』という考えなので、彼女の言うことも一理ある。
し、なんならこういう口の悪さで出る。
『私は貴方の実験台じゃねぇ!!』
読解力はあるんだよ。
ただ互いに読み違ってるからギスった。
先生は『出来ないから必要分は教える』、生徒は『物理以外どうでも良い』という解釈。
大元、似ているようで違うんだなぁ。




