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生きる価値
読んでくれてありがとうございます!!
彼は、王宮の庭に寝そべる。
空を仰ぐと彼の上に風が吹いた。
一度目を閉じると全く別の世界の様に見える。
まるで、血の色に染まったあの時の様に。
先日までは、家族たちと食卓を囲んでいたはずなのに。
どんなに、願っても出てこない涙。
涙をぬぐう振りだけをすると彼は魔石を空に掲げた。
家族の砕けた魔石を合わせたその魔石を握る。
「ねぇ、生きている意味って何だろう。」
彼は、弱弱しい顔で苦笑する。
「もう、死んでも良いかな?」
彼は、短剣を抜くと自分の胸に一思いに刺した。
これからもよろしくお願いします。
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