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魔人レスティファと彼の表現
楽しんでください!!
彼は、あろうことか魔人レティファスの分身の生まれ変わりだった。
彼の中にはメテオールとレティファスがいる。
そして、メテオールは自分自身のレティファスに封印をかけた。
その代償として彼は、レティファスが成していた表現の感情を無くした。
彼は、半分の欠けた人間になったのだ。
彼の日常が戻ってきたのはそれから3年後の事だった。
王宮の復旧工事は終わり。
家族の葬式も終わった。
彼は、やっと悲しみから解放されたと…そう思った。
「もう…もう…無理だ。」
彼を、彼は楽にしてあげられなかった。
彼は、自責の念に苛まれとてもじゃないけど前の優しくお人よしの彼では居れなくなった。
そして、自分の上に別の王太子としての人格を立てたのだ。
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