苦い笑顔
今回も読んでくれてありがとうございます!!
「えっえっと…せっ説明を致しますね…。」
苦い笑顔で彼女はそう言った。
彼は、申し訳なさそうに頭を下げた。
「宜しく頼む。」
王城では皇族が頭を下げる事自体恥とされているため頭を下げることは滅多にない。
彼は、頭を下げても怒られないこの空間が心地よかった。
「では、始めます。」
説明は、簡単な物だった。
冒険者には順に…
青銅級(見習いで討伐依頼は受けれない)
銅級(スライム・ゴブリンなどEランク討伐でレベル上げ)
銀級(やっと、食って行けるようになりD~Bまでの討伐が可能。Bはパーティーを組む)
金級(B~A級の単独討伐が可能 凡人ではなるのに苦労する。)
白銀級(A~Sの単独討伐が可能 凡人ではなり得ない。)
プラチナ級(伝説級 この世に居る殆どの(伝説級黒妖精・魔人・魔王を抜いて)単独討伐可能)
があるらしい。
そして、試験を受ければ最高銀級までは融通が利くらしい。
これからは、試験管に任せると言い完璧な副長は去っていった。
彼女の苦い笑顔にフェルマは泣きながら喜んでいた。
気持ち悪いと彼は思った。
これからも応援よろしくお願いします。
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