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馬車の揺れ
今回も読んでくれてありがとうございます!!
「気持ち…悪い…。」
彼の隣には、顔を青くしたフェルマが座っていた。
「だらしないな…それでも、騎士か?」
フェルマは、申し訳なさそうな顔になる。
「馬車の揺れが…激しくて…逆になんで……大丈夫なんですか?」
「そりゃぁ、人が乗る馬車と荷物を運ぶ馬車は違うだろうに…。」
すると、彼の隣から笑い声が聞こえた。
「随分な、箱入りみたいだな。そっちの兄さんは。」
満面の笑みで話しかけてきたガタイのいい男に二人は目を丸くした。
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