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時に親友の眼が気持ち悪く
今回も読んでくれてありがとうございます!!
青い空が広がる。
彼は、満面の笑みで振り返る。
「綺麗だね。フェルマ。」
フェルマも優しく微笑みまるで巣立つ我が子を見るような瞳をしていた。
「フェルマも一緒に行くんだぞ…。」
彼は、呆れたようにそう言った。
近頃、親のような眼で見てくるフェルマが気持ち悪いのだ。
「はぁ…行くぞフェルマ。」
「うん、メオ!!」
フェルマが、これから行く場所の事を分かって言っているのかと彼は神経を疑ってしまう。
又しても、帝国には大きなため息が響き渡ったのであった。
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