表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

ある女性のお話


彼が起きるようだ・・・・・

隣に寝ている彼が怖くて良く眠れない・・・・


 ハイブリットアサインそう名乗る者の一人・・・・・


 ハイブリットは混ざりし不明な己を表し・・・・・

アサインは振り分けを・・・・・


 合わせ己を定義する者・・・・

己が道を求め続ける者・・・・・・・


 誇りをもって生きる彼・・・・・・

愛してはいる・・・・・


 傲慢で他者を顧みない・・・・・

そんな彼を・・・・・


 私は・・・・

何時まで愛せるだろうか・・・・・


 彼が口を開く・・・・・

怖い別離を・・・・・・


 「すまない」

「君を解放しよう」


 茶色い瞳が輝く・・・・・


 「・・・・・・」

「お別れ・・・・」


 「私の何が!」

「行けないんですか!」


 「答えて下さい!」


 私は詰め寄る・・・・・・

「いや」

「そのだな」


 彼はたじろぐ・・・・・

何時もの無表情ではなく・・・・・


 愛嬌ある顔で・・・・

でも焦り可愛いと・・・・・・


 「お互い服を着よう」


 私はそんな事よりと思いもしたが・・・・

「分かりました」


 可哀そうか同意・・・・


 お互い立ち背を向け・・・・


 私は収納よりチャーミングヴァドレス


 手足は動きやすさと見栄えを兼ねの・・・

西洋甲冑風・・・・・


 胴部は薄地の美しいバトルアーマー・・・・

バリエーション豊富である・・・・ 


 私は標準的な甲冑白で薄地黒である・・・・


 光を纏い着用・・・・・


 寝るときなど甲冑を外して・・・・・

日常から良く着用している・・・・・


 弾倉を使う事で・・・・

戦闘も可能な・・・・


 念術式杖である・・・・・


 「周りが騒がしい?」


 なんだか皆騒がしい・・・・


 バスの中幾ら空間歪曲で広くしているとはいえ・・・・

せまいなーと・・・・・


 

 「ティナ」

「僕は君を・・・・」


 「その・・・・」


 声をかけられ振り向く・・・・


 服は黒いタンクトップ・・・・

ズボン・・・・・


 肌は褐色であり・・・・

髪は茶色・・・・


 私より背が高く威風ある青年・・・・


 なのに今こう可愛い・・・・

無表情よりいいと思った瞬間・・・・・


 「私は何で愛してたんだろう?」


 口から出してしまった言葉・・・・・


 「ぐはあああああああ」

彼は倒れる・・・・


 四つん這いになり・・・・

「うおおおおおおお」

「俺は」


 「おれはあああああ」


 私は戸惑う・・・・・

「え!え!え!」


 無表情より断然いいなと・・・・

どうしよう・・・・・


 「いや」

「落ち込んでる場面じゃない」


 混乱する私・・・・

彼は土下座し・・・・

「今まですまなかった」


 「心を操っていた」

「何でもする」


 「望を言ってくれ」

 

 「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・」


 私の望?・・・・・・

「私を・・・・」


 私は迷う・・・・・

彼は沈黙・・・・・

「・・・・・・」


 「私を愛してください」

「私をその・・・」


 彼は沈黙・・・・・

「・・・・・・」

 

 ああ間違えたかな・・・・

「気遣ってください」


 彼は沈黙・・・・・

「・・・・・・・」


 そして声を絞り出すように・・・・

「良いの・・・か」


 何を言いたいのでしょう

「はい?」


 彼の声色は戸惑いと・・・・

「一緒に居て・・・」


 歓喜・・・・

「いてください」


 私も歓喜し手を差し出す・・・・

彼は手を掴み・・・・


 「約束する」

「君を気遣い」

「愛し守り抜くと」


 「此の地で」

「情熱の歴史を皆で」


 「ヒストリーエディターを活用し」

「皆で歴史を作ると」


 ヒストリーエディター?・・・・

喪われたはずのシステム・・・・


 などと頭の片隅考えつつ・・・・


 私達はこの語愛し合いまくりました♪

お読み頂き有難う御座います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ