1話 出会い
元々 18禁の方に載せてました。
18禁するほどの小説にする気は無いので こちらに載せます。
よろしくお願いいたします。
1話 出会
天文13年5月中旬 深夜 那古野城から抜け出す二人の少年。
この夜は満月。城下町を抜けて田んぼ道沿いを話しながら二人は走っていた。
『恒興 ! 早く走れっ!皆が待ってるぞ!』
『若ー!走りが早過ぎ…。』
『皆と集まってる刻がすぎとる!』
田園風景の先の河川敷に三人少年が見えてきた。
『皆、待たせた。』『若、私達も今来たところです。』
10才前後の少年5人が集まって最近、この辺の村を襲う盗賊を討つために敵情視察と対策を練るために信頼できる仲間と集まった。
盗賊が拠点としてる林の奥深くに忘れ去られた小さな古い神社を目指して5人が移動を開始しした頃、空間に小さな雷みたいなものがいくつも走る!五人は歩みを止めて40メートル先の空間を何事っと見た!
空間が歪に赤黒く裂けはじめて そこから一人の青年が『ボケぇーーー!やりあがったなぁー!』と言いながら落ちて来た。裂けめが急速に小さくなるのに気づいた青年は小さな声で『エル頼む。』と言うと青年の背後から巨大な白銀に輝く竜が裂け目に向かって突撃したが既に裂け目は消えていた。
『主よ!間に合わなんだ…すまん!』
『しゃぁーない!しゃぁーない!それにしてもあのボケかすやってくれるでぇ!エル あの場所にもどれるかぁ?』『主よ!たぶん簡単には無理!何千何億と多次元転移を繰り返せば…戻れるかと…。』『しゃぁーないかぁー運よくたどり着く事を気たいするしかなかぁ…。』
5人の少年達は何がおこってるのか分からないけど 1人の少年を守るように4人が一歩前に出て日本刀を抜き警戒体制をとりながら 白銀の鎧を装備した青年と白銀の巨大な竜を見ていた。
少年達が見てるのに気づいた青年は少年達の方に向きそして周りの景色を見て声をかけた『ここは日本かぁ?そしてこの地はどこやぁ?』あれ?返事が無いやん……あれもしかして?…エルにビビってるかも?…『エル!悪いけど小さくなってくれ!この子らビビってるわ!』巨大な竜がスキルを発動して全長50センチ位まで巨大な竜が縮小して青年の頭の上に乗っかった。
『これでエルは怖くないやろ!君たちここはどこかなぁ?』
少年達のリーダーらしき子が『尾張の国那古野城の近く……って お前は何者!』他の4人はアワアワ状態。
青年は『俺はヒロって名前や。そしてこのドラゴン…この竜はエンシェントドラゴンのエルって名前やわ。エンシェントドラゴンって言うのは古竜とか神獣の竜って意味に近いかも。俺は神界の住人や!君らこそ何者?』
少年のリーダーらしき子が『ワシは織田三郎信長!こいつらはワシの家臣や。』
ヒロは驚いた!ヒロは元々昭和生まれの日本人。歴史が好きで良く歴史小説を読んでいた。特に戦国時代が好きで織田信長が天下統一してたら日本は世界一の経済と軍事国家になってたと思ってたから!
5人の少年達をあらためてじっくり様子を伺って『ほ〜う…5人とも かなりの神魔力を宿してるやん。』