二次元美少女大好き野郎が三次元に恋したので頑張ってみた。3
どうも、をしゅれっと。と申します。
少し間が空きましたが、二次元美少女大好き野郎が三次元に恋したので頑張ってみた。3です!
クラス替えです!クラス替えってドキドキしますよね。せっかく仲良くなったのに離れるとか嫌ですもんねー…。ま、私にはそんな人居なかったんですがね!笑
では、どうぞ!
「えーみなさんおはようございます。今日から新学期ですね。………」
…
(あの校長話しなげーんだよ、もうちょっと簡潔にまとめてから話したらいいのに)
「んじゃー、とっととクラス替えの発表終わらせるぞー」
ざわざわ…
「うるさいぞー、1組から順に言ってくぞー」
「1組、田中、山田、小林……」
…
「最後7組ー…名前呼ばれてないやつ7組なー」
「えー、先生ちゃんと言ってくださいよー♪」
「俺からもお願いしまーす」
奏とぐっちーが騒いでると、
奏と目が合った。
(ニヤぁ…)
(うぜぇ…)
「あーわかったから騒ぐな」
「えー、7組。坂口、高城、波白……」
…
「やったな、優!同じクラスだな!」
「そうだな」
「ん、あんま嬉しくなさそうだな…」
「いやまぁそこそこ嬉しいよ?晩御飯が好物だった時と同じくらいには」
「うわ、びみょー…ま、まぁこれからもよろしくな!」
「ん。」
(それはそうとしてさっきからニヤニヤした顔で気持ち悪い視線を向けてくるあの人殴ってきてもいいかな♪…うわこっち来た…。)
「ゆーうー?同じクラスだねー」
「なんだよ、そんな甘ったるい声だすんじゃねー気持ち悪い」
「ん、どうした?高城は優と同じクラスになれてそんな嬉しいのか?」
「え、いやそれはない。」
「即答っ!?」
「うん。まぁそれは置いといて…。何作ってもらおうかなーって♪」
「作るって?」
「うん、優とね賭けしてたんだー。それで勝ったらお菓子作ってもらう約束だったんだー!」
「え、なに優ってお菓子作れんの?」
「ほら、覚えてない?最初の自己紹介の時にさー、『趣味は料理で、特にお菓子作るの好きです』って言ってたの」
「あ、おい奏!」
「あーそういえばなんかそんなこと言ってたやついたなー。あれ優だったんだ」
「そうだよー、最初の頃はよくお菓子作って持ってきてくれてたんだけど、その頃はまだ仲良くなかったしねー」
(スルーすんなよ…)
「そうだったのか…。なるほど、それでちょっと不機嫌そうなのか」
(あーもう帰りたいわ。賭けなんかしなきゃよかった)
「ま、何作ってもらうかはゆーっくり考えるとして…優移動しよ?」
「移動?」
「うん、だって新しいクラスで先生の紹介とかいろいろあるから」
「あーそういえばそうか」
「お、じゃあ俺も一緒にいく!」
「2年7組ってどっちだっけ?」
「高城わかんないまま出てきたの?」
「うん、だって優が知ってると思ったから!で、優知らない?」
「北校舎三階」
「さっすが優!」
「それじゃあ行こうぜ!」
…
「先生誰になるかなー?」
「んー俺としては今の千歳先生かなー。がさつだけど可愛いし。あと可愛いし。」
「ぐっちーの年上好きは相変わらずだねー。ま、私も千歳先生かなー。優は?」
「んー、俺は誰でもいいかなー。うるさくなくて、面倒見が良くて、俺に優しい先生なら誰でも。」
「「それ誰でも良くないから!!!」」
(声を揃えて言われてしまった)
まーそんなどうでもよく、少し楽しい会話をしながら俺たちは7組へと向かっていった…。
読んで頂きありがとうございます。
次回は新キャラ多数出てきます!そしてあの子との出会いです!お楽しみに!
感想、アドバイスなどお待ちしております。
では、また次回!