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プロローグ
コト。
綺麗な真っ白い羽根が付いたペンを机の上に置く音。大きな――けれども誰もいないこの部屋に、その音はよく響いた。
「さぁ、どうしようか……」
静寂が埋め尽くす部屋に、心地のよいアルトがはずむ。
どうやら機嫌がいいようだ。声色が自分の思っていたよりも明るいことに気づいた部屋の主は、ふふっと笑った。
もう誰も何も、覚えてなくていいから――。
それでも紡ごうか、物語を。
開こうか、この檻を。
プラチナ色の髪が、揺れた。
Unlock
コト。
綺麗な真っ白い羽根が付いたペンを机の上に置く音。大きな――けれども誰もいないこの部屋に、その音はよく響いた。
「さぁ、どうしようか……」
静寂が埋め尽くす部屋に、心地のよいアルトがはずむ。
どうやら機嫌がいいようだ。声色が自分の思っていたよりも明るいことに気づいた部屋の主は、ふふっと笑った。
もう誰も何も、覚えてなくていいから――。
それでも紡ごうか、物語を。
開こうか、この檻を。
プラチナ色の髪が、揺れた。
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