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ふうりんは夏の風物詩  作者: むらかみ
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ふうりんは夏の風物詩

俺は、コンビニに行くのを辞めた。

会社へは車通勤にした。

彼女に会わない様にする為だ。

きっとあれから彼女に会っていたらいろんなドラマが待っていたんだろう。

上手く行くかもしれない。

大人の恋愛が出来たかもしれない。

こんなチャンスは二度とないかもしれない。


だけど、だから辞めたんだ。

自分に酔っているかもしれないが

俺には家族がある。

自分でコントロール出来なくなる可能性がある以上これ以上会っては駄目だと思う。


願わくは生まれ変わり巡り会いたいと思う。


次はあなたを必ず見つけますから。




俺は息子に聞く。


一(なぁ、父ちゃんカッコいいか?)


息子(んー。普通。)


風は秋をすぐそこまで連れて来ていた。


遠くでかすかに風鈴の音が聞こえる。




一(もし不倫になりそうなら辞めた方が良いと思います。一瞬の情熱で燃え上がったとしてもそれは蜃気楼、、、幻が作り上げた理想郷、あなたの帰る所は一つしかないはずです。

子供に誇れる父でありたいものです。)





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