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俺の上司が凄すぎて自称天才エンジニアの俺がポンコツに見える件  作者: 慧梓
第1章 東都の日常

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第4話 「うそぉーーん?」

※この物語はフィクションです。

※日常に潜む分岐を観測しています。

俺は自称天才エンジニアである。


顧客から届いた端末。


「設定済なので、いつも通りやれば入れますよ」


いつも通り。

この言葉ほど信用ならないものはない。


上司がログイン画面を開く。


パスワード入力。


――弾かれる。


「あれ?」


もう一度入力。


――弾かれる。


一瞬、空気が止まる。


その時だった。


「うそぉーーん?」


上司の声が、ほんの少しだけ高い。


完璧な管理者の顔が、

一瞬だけ、ただの人間になる。


俺は吹き出しそうになるのを堪えた。


「だって朝変えたよ?」


変えたのかよ。


三度目の正直。


――ログイン成功。


上司は何事もなかったかのように言う。


「じゃ、アップデートよろしく。」


肩ポン。


上司のターン終了。

尚且つタスクぶん投げていきやがった。


俺のタスク開始。


さっきまでの“うそぉーーん?”はどこへ行ったのか。


俺は思った。


この人は強い。


ポンコツもする。

でも空気を壊さない。


むしろ、軽くする。


そして最後は仕事を回す。


……ずるい。


俺が天才ムーブを決める予定だったのに。


今日の主役も、どうやら上司らしい。

経験値+5。


うそぉ~んはこっちの台詞だ。

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