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俺の上司が凄すぎて自称天才エンジニアの俺がポンコツに見える件  作者: 慧梓
第1章 東都の日常

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第17話「上司の帰宅時間」

俺は自称天才エンジニアである。


理論は完璧。

ロジックは美しい。

想定外は想定済み。


――の、はずだった。


上司は帰るのが早い。


毎日。


定時付近で帰る。


仕事が早いからだ。


合理的。


そう思っていた。


その日。


顧客障害が起きた。


緊急対応。


夜9時。


上司、まだいる。


新人が言う。


「上司さんっていつ帰るんですか?」


「早いよ」


俺は答える。


「今日遅いですね」


新人が言う。


確かに。


22時。


上司が立ち上がった。


「そろそろ帰るね」


「今日は遅いですね」


俺が言うと、


上司は少し笑った。


「だって今日」


一瞬、間。


「ドラマ最終回なの」


「それで帰るんですか」


俺が聞く。


上司は当然の顔で言った。


「リアルタイムが正義なのよ」


俺は理解した。


この人、


たまに一般人になる。

どんなに仕事ができる人でも、

人間には「どうしても譲れないもの」があります。


ドラマ最終回とか。


スポーツ決勝とか。


ゲームのイベントとか。


ちなみに上司の場合、

仕事は終わらせてから帰るので、


結局めちゃくちゃ有能です。

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