表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/20

第12話「深夜の練り消し研究」

俺は自称天才エンジニアである。


昨夜。


練り消し事件は

まだ終わっていなかった。


娘は机に向かい、

練り消しを見て言った。


「研究する」


……研究?


娘は消しゴムを削る。


混ぜる。


練る。


また削る。


机の上には


削りカス

謎の粘土状物体


完全に


実験環境


である。


俺は聞いた。


「何してるの?」


娘は答えた。


「ふわふわにする」


どうやら練り消しには


・普通

・ふわふわ


という


上位仕様


があるらしい。


娘はひたすら練る。


潰す。


伸ばす。


丸める。


完全に


試行錯誤ループ


である。


数分後。


娘が言った。


「できた」


俺は見る。


見た目は普通の

練り消しだった。


俺は聞いた。


「何が違うの?」


娘は言った。


「ふわふわ」


俺の結論ログ:


評価者が本人だった。

研究というものは、

外から見ると


だいたい


違いが分からない


ものです。


ただし、

研究者には


ちゃんと違いが見えています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ