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またまた間隔があいてしまいすみません!
今回はちょっと長めかもです。
なんとか着替えを間に合わせた私達は、急いで教室に戻った。もう先生は来ていて睨まれたけど、間に合っただけ許して欲しい。
「花ちゃん、今日は金剛君に近づくのも、目を合わすのもダメだからね」
お互いの席に座る前に、彩から釘を刺される。教室に来る間にもさんざん言われたが、私だって悟と関わる勇気んなんてもちろんなく、教室に入ってから感じている殺意のこもった視線にも関わりたくない。……もちろん視線の主は峰川だ。
「じゃあ授業始めるぞ〜」
鐘の音と同時に先生の声が教室に響いた。
昼休み、悟から逃げるために教室から出ようとした私は、扉の横にいた人に驚いた。
「是澤!?」
久しぶりに見た気がする。実際はそんなに経っていないはずなのに、悟のせいで1日がとても長く感じられる。
「……大丈夫なのか?」
「え?」
伺うような是澤の様子に、私はいったい何の話なのか理解できなかった。
「いや、一昨日の朝、様子がおかしかっただろう」
「あ、あぁ!!」
ストレスで私の頭が限界になっていた時のことか!まだ一昨日のことだと思えない……。
「そろそろ大丈夫かと思って来たのだが……」
私は今死にそうです。是澤が優しすぎる……。前世で推しだった人に心配される、ってこんなに嬉しいことだと知りました。
「全っ然大丈夫だよ!」
「……本当か?」
「本当本当!!」
「そうか」
是澤が薄く笑う。その表情が直視できなくて、私は慌ててしまう。
「そ、それで、是澤はどうしたの!?」
是澤は無表情に戻す。少し残念だけど、あの顔を見続けることは私にはできない。
「借りた物理のノートに発見が多くてな。担当の先生がいっしょで良かったよ。同じ授業でも君と僕ではやはり目のつけ所が違った。それで、確か君のクラスとは数学の先生もいっしょだったと思うのだが、あっているか?」
「うん、確か張田先生だよね?」
「あぁ、では数学のノートを貸してもらえるだろうか」
「えっと、数Ⅰならあるよ」
「それでかまわない」
「ちょっと待っててね!」
私は急いで自分の席へと向かう。その間、悟の席からはすごく視線を感じたけれど、私は悟に従う気はない。それに、あんなことをしてくるような人よりも、優しく心配してくれる是澤を優先するのは当然だと思う。
「はい!」
「ありがとう、花愛」
急いでノートを取って是澤に渡すと、本日二度目の笑顔を向けられた。もう耐えられない。私は逃げた。
「じゃ、じゃあ渡したからっ!」
教室に入らず是澤の横を通り抜け、トイレへと走って向かう。是澤からしたらどれだけトイレに行きたかったのかと思うかもしれないけれど、そんなの気にしていられない。それだけあの笑顔の破壊力はすごいのだ。なんだか今日は赤面してばっかりだと思った。
放課後、私のテンションは最高潮だった。なぜなら、初の女子会だからだ!
「花ちゃん、なんだか嬉しそうだね〜」
「うん!」
友達を作るということを怠った私は、今世初の女子会にテンションが上がってしょうがない。とは言っても、内容と悟と是澤の対策だ。体育のことや昼休みの様子を見て、彩が対策を立ててくれると言った。嬉しすぎる。
場所は学校近くのファミレス。部活に入っていないこの時間は、同じ学校の子も少なく、人も少ないから話しやすい。
「早速だけど花ちゃん」
「……はい」
彩の真面目な雰囲気に私も緊張してしまう。
「花ちゃんは金剛君と是澤君、どちらが好きなの?」
「ぶふぉぉっっ!!」
緊張で乾いた喉を潤そうと飲んだお冷を吹き出したのはしょうがないと思う。
日数を確認したり整理したりしてたら時間がかかってしまいました…。
途中少し中での日にちを変えています。あれ?と思った方は20話前後を確認してください。それでも違和感を感じる場合は作者の間違いの可能性があります。ご報告いただけるとありがたいです。
次がお早めにお届けできるよう頑張ります!




