7話.先輩には負けない
ども!7話です。
生暖かい目で見守ってください←
俺達はイザナギ門から徒歩でサイレンスへ向かった。
サイレンスに入ってしばらくすると、突然、茂みからキノコのようなデヴィルが数匹現れた。
「てやぁぁぁ~!」
ヒバリが、真っ先にそれを大太刀で一気に切り裂いた。
「ヒバリさん、すっごい……」
コロネが思わず感嘆の声をもらす。
「えへへ……恥ずかしいです」
「しかし今のデヴィル、大型でしたね。珍しい」
俺達がよく目にするデヴィルよりも、今のは大きいサイズだった。
デヴィルは大きければ大きいほど危険を伴う。
「くそっ……嫌な予感しかしない」
ゼーダが焦りながら呟く。
すると、突然茂みから蛇のようなデヴィルがたくさん出てきた。
デヴィルは神出鬼没だ。
「――――?! はっ!」
ゼーダが斧で1匹を叩き斬るが、その瞬間も蛇型のデヴィルは 集まってきた。
「……囲まれたっ☆」
文字通り、四方八方に蛇のデヴィルがいる。
「ついてねぇなぁおい! うおりゃぁ!」
サイカが銃を乱射させ、そのうちの5匹を撃ち殺す。
ふと俺はコロネの方を見る。
「……! コロネ、後ろ!」
コロネの後ろには 蛇が今にも噛み付かん勢いで迫ってきていた。
「はっ!」
ザクッと生々しい音と匂いが生じた。
「ありがとう、兄さん」
「気をつけろよ」
そう言いながら俺とコロネはお互いの背中を合わせ、一気に蛇型デヴィルの群れへと飛びかかった。
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