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プロローグ #ラジオ部

プロローグ


#ラジオ部



かいりん

「さぁ、久しぶりに始まりましたぁ!ラジオ部による昼休み放送!」

カミヤ

「中間テストでしたからね」

かいりん

「皆さんはどうでしたでしょうか?」

カミヤ

「オリカノは当然撃沈ですよね?」

オリカノ

「へへへーん!なんと今学期の私は一味違うのです!」

おねーちゃん

「おおー。あまり期待はできないけど。なにが違うんだ?」

オリカノ

「保健体育の性教------っ!?」

おねーちゃん

「はい放送禁止ぃー!」

オリカノ

「ふごもごっ!!」

かいりん

「あははは・・・。あ、そうだ!」

カミヤ

「どうした?」

かいりん

「お便りが届いてるんです。」

オリカノ

「ぷはっ!だれにだれにー?」

かいりん

「さあ?だれにというのはなさそうですね。恐らく読み上げても大丈夫なものです・・・書いてますし。」

おねーちゃん

「ほう。じゃあ読んでくれ。かいりん。」

かいりん

「えっ!?ぼくがっ!?」

オリカノ

「はやーくぅ」

かいりん

「わかりましたんで抓らないで!痛いっ!

・・・こほん」

全員

「・・・」

かいりん

「えーー。P.N.1年2組小川浩輔さんからです・・・。って本名っ!?」

カミヤ

「なんとっ!?」

かいりん

「ぼくは今年入学してきた新入生です。

高校ってどんなところなのか不安でいっぱいだったぼくはとある出来事によって、とても励まされました。

それどころか、これからの高校生活にドキドキを感じるほどになりました!」

カミヤ

「おお。いいことじゃん。」

おねーちゃん

「ふふ。初々しいわね。」

かいりん

「ぼくは当日、校章を忘れてきてしまいました。

この学校では校章に学生証明役割があるとしらず、ぼくは校門に入ることができませんでした。」

カミヤ

「あちゃー。よくあるけどなっ!」

おねーちゃん

「ないわよ。」

かいりん

「校門でどうしようもなく途方に暮れていた僕に、とある上級生のかたが声をかけてくれました。

ぼくは事情を説明すると、その先輩は自分の校章を貸してあげる!といって僕のポケットに校章を入れました。

僕は悪いと思い返そうとしましたが、その先輩は僕を校門に押し入れて、満面の笑顔で見送ってくれました。」

カミヤ

「いい話じゃねーか。。」

おねーちゃん

「ほんとね。・・・ってどうしたの?オリカノ」

オリカノ

「うぅー。。」

かいりん

「式が終わって僕は校門で校章を先輩へお返ししました。先輩はまたあの笑顔で僕に『入学おめでと!』と言い残し校門へ駆けて行きました。

ぼくは名前も知らない先輩に助けてもらい、凄く胸がいっぱいになりました。でも、それと一緒にもう会えないのかなと寂しくもありました。」

カミヤ

「この学校大きいし、人も多いもんな。俺もこの前会ったあの野郎にぶん殴りにいきたいけど--!?」

おねーちゃん

「アタシがアンタをぶん殴るわよ?」

かいりん

「まだ続くよっ!?静かにして!

それから数日たったある日のことです。

初めての昼休みにぼくは再開したのです!

このラジオで!」

カミヤ

「まじで?!」

かいりん

「しかしなかなかお便りする勇気もでず、中間テスト後になってしまいました。

でももう決心がつき、お便りさせていただきました!

オリカノさん!

いや、和泉織夏先輩っ!あなたに助けていただいた時から一目惚れしました!もし今お付き合いしている方がいらっしゃらないのであれば

おおおおおお付き合いしていただけませんか!?」

カミヤ

「おおおおお!勇者っ!ラジオで告白は初めてだぜっ!」

おねーちゃん

「ふふふ。で、どうなの?織夏?」

オリカノ

「・・・小川・・浩輔くん。

・・・。」

全員

「・・・」

オリカノ

「・・・ごめんなさいっ!!!

えと、私・・もう付き合ってる人達がいるんです!!

・・・この機会ですので、新入生の皆さんにご報告しておきますっ!私達、ラジオ部は


4人カップルなんですっっっ!!!!!!」



☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡



夕焼けが廊下を照らす午後5時。

僕たちは職員室を出て様々な表情で歩き始める。

「ちぇー!また呼び出しだよ!」

守也(かみや)が口を尖らせる

「仕方ないじゃない。また織夏(おりか)が不純異性交流を暴露したんだから・・・」

流衣(るい)がやれやれとため息をつく

それに織夏はすかさず反論した。

「私達は愛し合ってるんだから怒られる理由は無いっ!」

「たしかにと僕はは心の中で思う。恋愛とは、お互いが愛し合っていれば問題無い。しかし、ここで問題になってるのは、普通じゃない恋愛だからだ。

そうだ!それに間違いない!」

「・・・また、地の文でてるよ?海里。」

「でたでた。海里(かいり)がぼっちになってしまう一番の理由!」

そう、僕、海原海里(うなばらかいり)は何かについて考え始めると小説の地の文みたいな言葉が独りでにでてくるのだ。

「まぁそんなとこが可愛いけどねー」

「やめてよ!」

ぼくは自分でも少し顔が赤くなったなとおもったら、織夏が飛びついてきた。

「かっいりーーーん!!」

「わぁっ!?」

織夏が僕に倒れこんだのを見た守也と流衣は

「おれもーー!!」

「アタシもっ!」

「と次々に僕に飛び込んできたっ!」

「あははは!また海里の地の文でてるーーーっ!!」

「痛てっ!織夏の石頭にぶつかった!・・・こんにゃろっ!」

「キャっ!!?ちょっと!あっ!あはははは!!ちょっ!くすぐらないでっ!あひゃはは!」

「織夏が壊れた!!」

「あははははっ!」


その後またまた職員室へ呼び戻される僕たちだった。



☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡



プロローグ終




*あとがき*


プロローグであとがきなんてするものなのか悩みましたが、ご挨拶を含めてあとがきします。

初投稿です。初めまして。

暖時-Choronzonです。

過剰リア充系学園ものです!

いかがでしたでしょうか。文章を書くのは初めてで絶対に見にくいかと思いますが、これから勉強して少しでも読みやすい文章を書けるように頑張っていきますので、生暖かい目で見守って頂ければ幸いです。


感想等頂ければありがたいです!



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