表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Assassin  作者: 兎鈴
エピローグ
57/57

57話 エピローグ

 あまりにも呆気なく、国王は死んだ。

 浩二はあの後、激しい虚無感に襲われたあまり、塔の地下にある火薬庫に火を放って塔自体を破壊した。

 そして2日経った今は、クラウスト内で一番高い高層マンションの屋上に身を潜めていた。

 食糧は3日分だけ調達した。武器弾薬は無いが、紅剣とエピ・ソードがあれば問題なかった。

 いつまでもぐずぐずしてはいられない、そう思った浩二だったが、ここから離れても何をすればいいのかが分からなかった。

 考えれば、芽衣は死んだし、雷希は解放軍に所属している。輝に関してはミラという名前で軍を率いている。

 頼れる人間は、もうどこにもいない。

 暗殺者というのは、こういう運命なのかもしれない。


 不意に、屋上へと繋がる階段の扉が開いた。


 はっとした。気配すら感じなかったのは、浩二が気を抜いていたからだろう。

 扉の場所には、1人の女性が立っていた。

 少し赤みがかった髪は腰まであり、顔が驚くほど芽衣に似ていた。だが背は高く、浩二とあまり変わらない。


「吉樹浩二、で合ってるよね」


 腰のホルスターから、瞬時にハンドガンが抜かれた。浩二もそれに合わせてガバメントを抜いたが、すぐに勝てないと悟った。


「……付いてきなさい、あなたに用があるの」


 微笑んだその女は、銃を仕舞うと、階段を駆け下りていく。

 浩二は少し何かを考えた後、銃を仕舞ってその後を追いかけた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ