表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Assassin  作者: 兎鈴
プロローグ2・本当の始まり
4/57

4話 神々の刺客

 空中に浮かぶ島の中心部にある塔の最上階。石畳の床は常に水が流れており、苔が生えていた。

 中心にある大理石の台の上では、殺されたはずの吉樹浩二が横たわっていた。どこにも傷は無い。


「ご苦労だったな」


 黒衣を纏った男は、鎧を纏った5人に向かってそう言った。その奥には、様々な武器を持った8人の人間が立っている。


「我々の計画を止められるものはいない。お前たちはそれを確実なものにしてくれた」


 青白い光が宙に出現する。そこから、一振りのロングソードが出現した。


「これが最後の神崩、五大色の紅を司る《紅剣》だ。横たわっているこの男、吉樹浩二はこの計画で最も重要な人物だ」


 黒い鞘に入ったその剣を、浩二が寝ている大理石の台に立て掛ける。黒衣を纏った男は、前に手を出した。


「さて、もう準備は出来たな」


 そう言うと、全員が敬礼をした。


「後ろの8人は以後、神々の刺客として猛威を振るえ。計画は確実に、死んでも遂行せよ」

「「「「了解」」」」


 8人が揃ってそう言うと、青白い光となって消え去った。

 残された、鎧を纏う5人は、立ち尽くしたまま男を見つめた。


「お前たち5人は、途中で死ぬことになる。だが、計画を成功させる大きな布石になる。誇りはあるか?」


 すると、全員が笑顔で頷いた。それを見た男は口元に笑みを浮かべると、手を前に差し出した。


「任務を確実に遂行しろ。シナリオ通りにな」


 パシュッ!という音と共に、5人は青白い光となって消え去った。


(さてと……最後の儀式を行うとするか)


 男は冷酷な笑みを浮かべると、目覚めない浩二の腹に鉄槌を下した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ