表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
虹の架け橋  作者: 藤井桜
後日談+サブキャラのお話
530/554

レシピブックと晃:作成中編(side晃)*

 晃くんがレシピブックの作成をする過去話です。七月ごろだと思われます。



 動画配信サイトで投稿していたクッキング動画を見てくれたrip(リップ) tide(タイド)の社長から、レシピを本にしないかと打診されたのは、数ヶ月前の事だった。(あきら)たちサポートメンバーもデビューはしていないが、事務所には所属している。

 晃は、仕事量が増えるが、面白そうだと思い食いついた。撮り溜めておいて、動画撮影はしたが、配信をしていないものがあったので、それを使ってもらえないかと聞いたら、担当のスタッフにぜひ、それを使わせてくれ、と逆にお願いされてしまった。


 しかし、原稿を書く方が大変だった。元々、文章を書くのは嫌いではないが、こうして販売されるもの、の文章書くのは初めての事だった。それでも、仕事の合間に書き切る事が出来た。


 動画からの切り抜きを使う事になったが、写りもよく、これもそのまま使えると言ってもらえた。妥協せずに、こだわって動画を作っておいて良かった。昔から、手を抜く事が嫌いで、曲を作る時も徹底していて、デビュー時にアルバムに収録される音源もそのまま使えると社長に褒められたこともある。

 今回は、動画サイト用に既に作っていたものと、新規に新しいものが一つ使われる。そちらは、改めて作る事になって、既に撮影は終わっていた。



「レシピブックかなり手間を省いているんだけど、特典はしっかり、撮影するんだね」

「着せ替えさせているようで、申し訳ないけど付き合ってよ。絶対に売れるって」

「それは、ありがとうございます」



 そう言ったら、スタッフのみんなに笑われた。予約特典と封入特典はどっちも五種類づつあって、撮影は何枚も撮られた。コンプリートは考えていないラインナップだ。どう足掻いても予約と封入で二種類しかGET出来ない。



「ああ、抽選で100名にプレゼントとか出来ない?」

「100名って大きく出たね」

「動画サイトのチャンネルを登録してくれている人がそれなりにいるし、発売の告知をしたら買いたいって言うコメントもあったからね。収益をそれに回すでも良いし出来ないかな」

「晃くんがそれで、良いなら」

「うん、少しみんなに還元したいなって思ってたんで」



 動画を見てくれる人に何か還元出来たらとずっと、思っていたのも事実だ。それなら、この機会を逃す事はしたくない。



「更に抽選で五名とかに、サイン入れようか。それより、多いとちょっと大変だけどね」

「じゃあ、それで、行こうか」

「プロマイドの後ろにレシピも入れるよ」

「それ、晃くんらしくて良いね。文字数に制限あるけど、簡単なレシピと写真を付けよう」

「ええ、それで、お願いします」



 そして、スタッフから、好評なら第二弾も作ろうと決まった。そちらは、ゆっくり時間を取って、料理をしてその写真も一から作る事になると思う。晃は、売れて欲しいね、と言って頷いた。その後、晃は、どんなレシピをカードに付けようか悩むのだった。


 十月三十日に本屋で一斉に発売になる。その前に、出来上がって来るのだが、出来栄えが気になる。無事に発売されることを祈るのだった。



 『晃‘s kitchen』と言う名前のタイトルのレシピブックになると思われます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ