表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
虹の架け橋  作者: 藤井桜
後日談+サブキャラのお話
494/531

山形との番組中継を結んで



 あは、こんな事ってあるんだね。TV番組に出演する仕事があって、その中で面白い出来事があった。私は仙台で、TV局の仕事があって来ていたんだけど、その時にお隣りの山形のTV局と番組内で中継を結ぶ事になった。

 それは、事前に聞かされていて、今回は、山形のロケが流れるそうだ。週一で交互に山形と宮城でロケをした内容が放送される。今回のロケは山形なので、詳しい事は聞かされていなかったのだ。今回は、MCの人と一緒に歌うのが仕事だった。


 山形での中継先が映って、更にゲストも映し出される。山形のTV局に、愛夢(あいむ)ちゃんがいたのだ。え、そんな事初めてだ。愛夢ちゃんも驚いた様に目を瞬かせた。



「え」

「わー、マリ姐だー! おばんですー!」

「愛夢ちゃん、おばんです」

「わーい、マリ姐の『おばんです』が聞けちゃった」



 いやいや、流石にここで、この挨拶をしないわけにはいかなでしょう。と言うか、山形のTV番組のゲストでも、挨拶は『おばんです』で良いのか? 不思議そうに首を傾げたら、愛夢ちゃんだから良いんだって。



「Aimuちゃん、おばんです」

「お父さん、おばんです!」



 あは、やっぱり、みんなのお父さんだ。みんな、私と愛夢ちゃんの関係も知っているし、宮城のこの番組にも出ているので、愛夢ちゃんとも仲良しだ。(よし)くんもお父さんって呼んでいて面白かった。



「今日は、Aimuさんが、加茂水族館でお手伝いをしてくれました」

「水族館、遠くないですか?」

「場所はここです」



 愛夢ちゃんのお隣りのアナウンサーのお姉さんがフリップを持って場所を教えてくれた。うん、山形から結構離れているね。



「クラゲで有名な水族館です。Aimuさんが色々とお手伝いしてくれました」

「水族館良いですね」



 その言葉を拾った愛夢ちゃんが、にこにこと笑顔を振りまいて、ここにはいない嘉くんを牽制して来た。あはは、嘉くんいなくても嘉くんをしずるんだね。



浅生(あそう)さん、水族館好きですよね」

「もしかして、うみの杜水族館に、行った事あります?」

「はい! マリ姐と行ったって聞きました」



 なんで、愛夢ちゃんが自慢げに話しているのか、面白いから良いのかな。宮城のアナウンサーのお姉さんの質問に笑顔で答えている。まぁ、確かに行ったね。松島にあった水族館に比べてすごく綺麗で驚いた。嘉くんは、すごく喜んでいたね。



 VTRで、加茂水族館と海が映し出された。日本海だ。海と言えば太平洋なので日本海見る機会はたまにライブであるくらいだ。石川とか行ったね。石川とは違った景色が広がっている。愛夢ちゃんは海岸で小さな魚や蟹を取っている。これは、お客さんに触れてもらうためにプールに放されるらしい。

 愛夢ちゃん、きゃーきゃー言いながら、楽しんで蟹を捕まえている。小さな海老などもいて楽しそうで、良かったよ。私にもやりませんか、って言われたけれど実はやった事があるんだよね。



「楽しかったです。ぜひ、私が捕まえた蟹を触りに来て下さいね」

「麻衣さんは、触れます?」



 山形のアナウンサーのお姉さんの質問に頷く。うん、やった事あるって言ったからね。ぜひ、遊びに来て下さいね! と言われて、山形との中継が終わった。愛夢ちゃんが最後に「またねー!」と言って手を振る。私も愛夢ちゃんに倣って振り返した。


 一緒に仕事した事になるのかな。サプライズな事だったが、きっと、スタッフの人は知っていて、黙っていたのかもしれない。今度、嘉くんと加茂水族館にも行きたいね。



 愛夢ちゃんとお仕事をするお話。こんな、サプライズあっても面白そうですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ