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砂糖が甘くておいしい「2」

でもまあ、DEXはクリティカルヒット率に影響があるので、一応1ポイントあげよう。クリヒット率が0の場合一生クリヒットしません、けど率は0.000001としても話が違う。可能性だな可能性、人間は常に可能性に希望を寄せるだよね。


そうと決まり、さっそくポイントを使い、プロフィールも変わった。


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名前:砂糖が甘くておいしい


種族:人間


職業:盗賊


LV 2


HP    150


攻撃力  4 ― 5


防御力  2


知力   0


クリティカルヒット率  0.1%


命中率  0.1%


回避率  0%


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スライムを相手に試してみるか。平原でうろうろしているレベル1のスライムに狙い、セリフを言いながら拾った木棒をスライムに撃つ。


「喰らえ!正義の奇襲!」


「19」


白い数字が飛んできて、スライムのHPが一瞬三分の二になった。うむうむ、悪くない、効率が結構上がったようだな。


そして攻撃追加、何だか力が腕から湧いて、今までと違ったように感じた。


「46」


赤いヒット数字が飛んで、スライムがまだ回転中でHPがゼロになって、光った埃になる。かわいそうなヤツ、殺人犯の顔すら見えずなくなった。


でも分かった、数字が赤いのはクリヒットなのか。


狩りを続き、十匹スライム倒したあと、俺も無事にレベル3になった。そして最後のスライムが死亡した時、何が別のものが落としたようだ。


草を払いのけたら、一つの靴がそこにある。


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村人の靴「布」


品質:コモン


HP:15


装備レベル:1


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うむうむ、コモン品質な防具だが、HPプラス15の属性が悪くない。なぜ靴なのに一つしかないことをツッコミたいけど、まあまあとりあえず無視し、装備しておこう。


レドリームの防具は布、レザー、鎧この三つに分類されて、その順番で防御力が上がる。魔法使いと牧師は布防具しか装備できない、盗賊と弓使いはレーザーと布二つが装備できて、そして全ての防具は戦士に適用される。


周りのプレイヤーも増えたし、みんなスライムを狩りている。なるべく人混みを避けたほうがいい。

そう思い、俺は村に帰り、護衛さんのところに行って、そこでエイデンはのんきそうに散歩している。おいおい、手が回らないっと言ってたよね、魔物退治にしなくて大丈夫?


俺はスライムの粘液をバッグから取り出し、パッと彼目の前の地面に捨てた。別に彼の怠惰に不満なんかじゃなく、ただねばねばな感触があんまり好きじゃないからだ。うんうん、きっとそうだ。

彼は俺の肩を叩きながら、粗野な声で話してくる、濃密なひげすら震えている。


「砂糖が甘くておいしいよ、お前が戦士としての資格が認めよう」


その名前で呼ぶな!あと俺は戦士じゃなく、盗賊だ。


「これを持ってけ、お前にふさわしい報酬だ」


彼は手を揚げ、俺の経験値が半分くらい増えた、そしてとある装備がバッグの中にいる。


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錆びたナイフ


品質:コモン


攻撃力:3 ― 5


装備レベル:2


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やっと攻撃力1-1の拾った木棒とさよならだ。これを装備して、俺の攻撃力も9-12になった、強くなったなあ俺。


エイデンの顰めた眉は俺の努力で緩まない、それにクエストページに魔物退治のクエストがまだ残っている。


なるほど、シリーズクエストはこういうことか、まだ続きがあるから。


「若い戦士よ、これからこそ本番だ。西の森に、村人の安全を脅かして魔物を狩に行け。オオカミの牙、バットの翼、ゴブリンの木棒十個ずつ集めよう。俺はここに芳醇な美酒を用意してお前の帰りを待つぞ」


エイデンはかんらかんらと笑いながら、俺の肩を叩く。というか笑うな、そして待つな、お前もやれ、本来するべき仕事だろう。心の中にツッコミけど、まあ今はNPCと遊ぶ時間じゃない、レベラゲは一番大事だからな。


さっそくクエストを引き受け、西の森へ足を運ぶ。


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