JKがうちに来た!?「2」
朝の一話です!
いよいよJKが来ましたね
これから話はどんどん面白くなるので、期待して頂けたら嬉しいです
ブクマ、評価、感想よろしくね
「……おかえり、ア!ナ!タ!」
フラフラと家に戻ってきた俺が聞いたのは、ハチミツみたい甘―い女の子の声だった。
向こうの声が俺をぐらぐらしている状態を覚めて、目を凝らすと、目の前にいるのは茶髪が揺れている制服姿の女子高生だった。
「あっ、すみません、本当にすみません、お邪魔しちゃって申し訳ございません」
俺はペコペコしながら部屋を出て、扉を軽く閉じた。
ダメよ俺、いくら寝不足とは言え、他人の部屋を間違って入るのは行かないだろう。
こうして反省している俺は、目線を右上側の部屋番号に投げると。
「うちの番号だけど」
さらにマンションを出て、外から確認すると
「うちのマンションだけど!」
再び部屋に戻り、微笑んでいる女子高生がまだ玄関に正座している。これを見た俺は一時にどうするべきか分からなくなって、門外に呆れちゃった。
「どうした?はやく中にはいて、外は寒いでしょう?」
女の子が立ち上がり、俺の手のひらのレジ袋を受け取ろうとしたけど、俺は彼女の手を避け、一歩後ろに退いた。
「いやいや、おまえは誰?ここうちだろう!」
「冷たいなぁサトウさん、私よわ・た・し」
彼女が元気そうに、俺をちゃんと見られるように自分の顔をアピールした。何だろうこの顔、どこか見たような見なかったような......
ちゃんとこの子を見つめた後、背中から寒気が走り、俺は急にこの子は誰かが分かった!
「レモンエリ!!!」
「分かりました?へへー、サトウさんと会えるために来まし......ええええ?」
俺は部屋に入り込み、まだ喋っているJKの後ろ襟を掴んで、彼女を子猫のように引き上げてドアの外に投げ出し、そして“ポン”とドアを閉めた。
「なんで?なんでだよ、サトウさん!ドアを開けてください!」
外にドアを叩きながら叫んでいる女の子を無視して、俺は額に手を当てて考える。この状況はさすがに混乱過ぎて想像及ばなかった。
特徴には若干の違いがあるけれども、よく見れば、この女の子は最近ずっと一緒に遊んでいるレモンエリだと分かった。しかし何で彼女がここにいるの?どうやって俺の部屋に入ったの?そもそもただのネットフレンドである彼女がなぜ俺の住所を知ってるの?
無数の疑問が浮かび、俺の頭が爆発ようになっていて、思考はほぼ停止した。
「ねえええ!ねええでば!サトウさん、あたしにあんな酷いことをしちゃって追い出すのですか?あなたにとってあたしはただの都合のいい女だったんですか?こんな寒い日に、あたしとあたしの中にいる子供が......」
門外の彼女が普通の手が俺に効かないと意識し、ますます常軌を逸した発言を言った。そのヤバい言葉を聞いた俺は、さすがに彼女をこのまま放っておくのは行かないので、ドアを開けて彼女を部屋に引き摺り込んだ。
目の前にいる人畜無害なJKを見て、元々睡眠不足の俺はさらに頭痛がしてきた。
「いくつ聞きたいことがあるんだけど、一つ一つ答えなさい」
「ええ?なに?エリは分かりません......うそうそ、ちゃんと答えるから」
わざと俺をからかんでいた彼女が、俺の黒い真顔を見て急いで口調を変わった。
「まず、お前どうやって俺の住所を知ってるの?それにどうやって部屋に入ったの?」
「それは......言わなくていいですか」
彼女が気まずそうに頬を掻き、質問を回避しようと。
「早く言え、じゃないと警察を呼ぶぞ」
もう110番号を入力した携帯画面を彼女に見せた俺は、手を高く挙げて彼女の手から奪われるのを避けた。
「分かった、分かりましたよ」
エリが飛び跳ねながら俺の携帯を奪おうとしたけど、どうしても届かない。これを諦めた彼女が、悔しそうに地面に座り込む。
「実は結構前に、佐藤さんのことが知ってました。レドリームの体験発表会、私も参加しました」
えっ?そんなことあったの?俺は眉をひそめて、思考に落ち込む。ダメだ、覚えがない、そもそも彼女が発表会を参加してもしなくてもどうでもいい。
「これとお前が俺の住所を知ったことにはどういう関係があるんだ?」
「焦るな、ちゃんと言いますから」
彼女が頬をちょっと膨らんで、拗ねていたように言う
「私、佐藤さんの隣にいた」
「えっ?マジ?」
あの日のことを振り返ってみると、マスクをつけて、階段の下にしゃがんでいた子のことを思い出した。
「じゃあお前実は男?」
「なんでそんなことになったのよ!私男に見えます!?」
「いやっ、その......」
近くに見たら、目も髪も、確かにあの日の子だ。今から思い返すと、確かに俺の推測は何の根拠もなかった。唖然した俺は、何の言い返す言葉見つからないため、「とりあえずお前の話しを先に続けろう」と誤魔化した。
「私を助けてくれた時に、名札で佐藤さんがあの佐藤樹さんだっと知っていた」
なるほど、そういうわけか。俺と彼女は違って、俺はユーチューブアカウントを運営していて、記者として誘われて、持つのは名札。そして彼女は一般人なので、持つのは買ったチケット。
ゲームで初見の時にすぐ俺のことを気づけられるのもこの原因だ
「そして別れた時佐藤さんに感謝の言葉を、応援の言葉も、いろいろ話そうと思ったんだけど、なかなか勇気を出さなくて......」
「それで?」
「それでうっかり佐藤さんの家までついてしまった、てへっ(๑><๑)Շ^✩」




