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時空 まほろ 詩集・言の葉の庭たち

「痛み」

痛いけれど、私は、生きていくから。

痛くて 痛くて 堪らない

心が

身体(からだ)中が痛くて堪らない


傷付いて 傷付いて

まるで戦場をくぐり抜けた戦士の様に満身創痍(まんしんそうい)


戦士は聖女に癒してもらうけれど

私には何が傷を癒すものとなるだろう


美味しいご飯

甘いお菓子

大好きなアニメ

お気に入りの本


………


そんな物たちさえ受け付けられない程の傷を抱えているのに


痛くて 痛くて 堪らない


この傷を指し示せば

あなたは癒してくれるだろうか

薬を塗ってくれるだろうか


この傷は深い

しばらく立ち直れないくらいの心の傷


この傷はなかなか治らない

しばらく何も出来ないかもしれない

そんな身体(からだ)の傷


痛い 痛い

(うめ)いても (わめ)いても 泣き叫んでも

助けは来ない


わたしは傷を抱えて

また戦場(現実と言う社会)にまた一歩 また一歩踏み出す


「痛み」を抱えて生きていく

何だか、痛い痛いばっかりの詩です。


お読み下さり、ありがとうございました。

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