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遅刻裁判

作者: 普遍的な小動物

遅刻をしてしまったことありませんか…?

裁判長「只今より裁判を開廷します。」

検事A「まず4月2日学校に遅刻した件についてどうお考えですか?」

容疑者私「遅刻したことについては反省しており、再発防止に努めているところであります、しかし、自分ができる最大限の努力はしたと思っています!」

検事A「また、イヤホンをしながら自転車を運転していたという証言がありますが、どういうことですか?私さん」

弁護人B「その件は事実ですが、何故音楽を聞きながら運転してはいけないのでしょうか?学校に行くまでの自転車に乗ってる30分間を無言で過ごせというのでしょうか?」

私「確かに、イヤホンをすると周りの声が聞こえにくくはなります、ですが聞こえにくくなると言う理由だけで危ないと判断するのは少しはやとちりすぎるのではないでしょうか?」

検事B「実際、イヤホンをしながら自転車を運転していた時に事故を起こしてしまった事例が急増しています!事故を起こしてしまったら責任はとれるのでしょうか?」

検事A「まだ未成年なんだろ多額の賠償金など払えるわけがない」

弁護人B「車を運転するときに音楽をかけても駄目ではない、ではどうして自転車の場合は駄目なのか?ご説明いただけますか?」

検事B「自転車は二輪であり、大変バランスを崩しやすく、事故を起こしやすい乗り物だと世間的に認知されています!理由はいたって簡単です。危ないないからです」

検事A「賠償金の話はどうなったんだ?」

私「賠償金に関しましてはまず、事故を起こさないので発生しません」

弁護人耳元で「二件事故を起こして自転車を買い換えてるではないですか」

検事A「過去に事故を起こしたことありますよね」

私「確かにあります!でも、1件目は友達と話ながら運転していたため止まっている車に衝突。二件目は遅刻をしては行けないという焦りから急いでしまい自転車と衝突した。二件ともイヤホンは関係有りません。音楽を聴くことでリラックスできるし、運転に集中できています。」

検事B「あなたのその腕の傷はいつのものなのですか?証言者によるとイヤホンをしながらサビで、ノリノリでジャンプを決めて転んで怪我をしていたと。」

私「ごめんなさい、確かにその通りです、ですが、遅刻をしたこととは関係ないのではないでしょうか。」

検事A「その件については認めるんですね」

弁護人「首を横に振る」

私「…はい」

検事B「では、遅刻をした理由についてお聞きします。」

弁護人「その日は前日、エイプリルフールの日において、大変酷い嘘をつかれたことによるショックから身支度の時間が遅くなったと聞いています」

検事A「嘘をつかれたって身支度の時間は変わらないですよね、言い訳ですね。」

私「はい」

私「アラームを止めてしまい二度寝したのにも関わらず、コンタクトをいれるのに予想以上に時間がかかり、遅刻をしてしまうのが確定したいたことで、諦めてしまい音楽を聞きながら自転車を運転していたのは事実です。更にコンビニに寄ってレッドブルを買ったのも事実です。職員用のエレベーターも使って上がってきました」

検事B「ここまでくると清々しいな(笑)」

裁判長「私さんは遅刻、危険運転、校則違反二件、計4件の罪を犯した間違いないですね?」

私「…はい」

裁判長「以上で裁判を閉廷します」

そんなことを考えながら音楽を聞きながら自転車を運転している

「明日からは早く学校に行こう」

また一歩ペダルを踏み出せた今日でした。

この小説を読んでいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

皆さんは遅刻しないようにお気をつけ下さい。

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