84 リスボン
ポルトガ国「リスボン」
いつもの大層立派な教会のついた孤児院
「新大陸から帰ってきたのじゃ。」
「「パイナップル」がヨーロピアで流行しているの。」
「ちょうど土産に持ってきたのじゃ。みな仲良く食べるのじゃ。」
いろいろ土産を置いて孤児院をでた。
「なぁ、あの子を船員に誘わないか?」
「アゾレス諸島はヨーロピアなのじゃ。そこで採れた「パイナップル」を新大陸の土産にするのは少し考え物なのじゃ。」
「ちょうど帰り道にあるからな。」
「あそこらへんで船の食料や水に見通しがたって余裕ができるのじゃ。」
「「パイナップル」は見た目がかなり新大陸っぽいしな。」
「北海道に旅行に行って、帰りの羽田空港で関東の工場で作られた焼き菓子を土産に買うみたいなものなのじゃ。」
「みんなやってるぜ。」
「お土産をもっていって元気な姿を見せる事が一番大事なのじゃな。」
「モノなど所詮はモノだな。」
土産を持って前に知り合った貴族の坊ちゃんの館に来た
「皆さんの壮健なお姿を拝見でき感無量です。この身は喜びのあまり、、、ち〇こビンビンなのだ!」
「久々なのじゃ。実はカクカクシカジカで名門貴族を引き取って欲しいのじゃ。」
「がーはっはは。久しぶりだな「ポルトガの神童」よ。」
「き、貴公は「スペイ国」の名門貴族の血統の方ではないですか。この様な場所でお目にかかるとは驚愕ですね。。」
「のじゃ?知り合いだったのじゃ。」
「名門貴族の威光は「ポルトガ」でも輝いておるのだ。がーははっはは。」
「名門貴族の血統の方は皆さんととても良い関係を築いているようです。皆さんでご領地まで送ってあげたら如何でしょうか?」
「のじゃ!、貴族らしい言い回しで丁寧に遠回しに断られたのじゃ。」
「最後の希望だったのだがな。」
「ニコニコ」(貴族スマイル)
貴族の坊ちゃんの館をでた。
「あんなに良くしてあげたのに、名門貴族を引き取らないなんて酷い貴族の坊ちゃんなのじゃ!」
「がーははは。新大陸にいたことを思えば、栄光ある名門貴族の領土などすぐそこだ。がはは。」
「とりあえず、交易所に向うのじゃ。いつもの「アーモンドオイル」を買うのじゃ。」
「エグザクトマン、私の目利きで「エクストラバージンアーモンドオイル」を購入しましょう。」
「フラン国の「シェルブール」に着いたら油男ともお別れなのじゃ。。」
「セスラ。故郷に帰って恋人の傘女とガソリンスタンドを経営する予定です。」
「お熱い事だな。」
「ぺシュール、最近、手紙がこなくなったのです。前はあんなに来てたのに。」
「ちゃんと返事は書いていたのか?」
「、、、少しは。」
「女はすぐ不安になるのじゃ。日常の細やかな手入れが必要なのじゃ。」
「アボーン。気を付けます。」
「妾達の船は移動してるのじゃ。どこかで行き違いになったのかもしれないのじゃ。」
「トゥタフェ、きっとそうですね。新大陸の土産を持って元気な顔を店に行きます。」
「「黒い水」はダメなのじゃ。」
「ビアンシュール!さすがに「石油」は土産にしませんよ。新大陸産の「コーン」から採れた新鮮なオイルを用意しました。」
「どちらにしろ、油なのじゃ。。」
「さすがは油男だな。」
~船上~
「錨をあげるのじゃ!帆をおろすのじゃ!!」
「ごぶー!!」
「良い風が吹いておるのじゃ。」
「まるで、新大陸から帰ってきたことをヨーロピアが歓迎しているようだぜ。」
「そいつはどうかな?」
そこにはなんと、赤い髪をした女海賊が率いる「海峡の向かい風掠船団」がいたのです。
「またでたな。」
「リスボンにきたら必ずいるのじゃ。」
「おいらもいるぜ。」「らっしゃい。」
「やいやい」「、、、」「ぼー。」
そこにはなんと「永遠の少年たち」(ピーターパン・ズ」がいたのです。
「増えてないのじゃ。」
「さすがに打ち止めかな。」
「あんたちの、いまの力を見せてみな!」
海戦をして、勝利した。
~船上~
「いつものポチっとなだな。」
「ちょっと待って欲しいっす。」
「のじゃ?」
悲壮な決意ある顔をした出っ歯の少年に話があるようだ。
「おいらは船を降りるっす。」
「のじゃ!ついにあの女海賊が一線を超えようとしたのじゃ!?」
「いや、姉御は良くしてくれてるっす。」
「くっ、、」「、、、」「やい、、やい、、」「ぼーっ、、、」
「何かあったのじゃ。妾に話してみるのじゃ。」
「俺様に話やがれ。」
「あ、兄貴には夢があるんです。」
「のじゃ?」
「おいらはいまでこそ船乗りっすけど、「自転車」が好きだったんす。」
「ふむ。」
「けれど「自転車」は高価なものなので、農家の三男のおいらじゃ手が届かなかったっす。」
「、、写真、、、」
「兄貴は自転車レースのポスターを宝物にして部屋でいつも見てたんです。」
「ぼーー。」
「お姉ちゃんがそんな兄貴を見て、稼いだお金で高価な自転車を買ってくれたんです。」
「ほぅ。」
「いいとこあるのじゃ。メンバーに貢ぐのは乙女の義務なのじゃ。」
「あ、あたいは、そんなつもりは無いよ。卒業記念にくれてやっただけさ!」
「卒業?」
「兄貴はもうすぐ1〇歳になるんです。」
「のじゃ!!年齢制限があったのじゃ!条例違反なのじゃ!!」
「条例?」
しばらくの間、淑女を心を揺さぶる少年たちに対し乙女たちが自主的に批准している条例の解釈をめぐる議論が交わされた。
熱い議論が一息ついたところで、無口な少年が声をかける。
「、、、レース。」
「もうすぐフランスで大きな自転車のレースが開催されるんです。」
「聞いておるのじゃ。「ツール・ド・フラン」なのじゃ。」
「少年の部で結果を残せばプロへの道が開かれるのです。」
「おいらはプロ二輪レーサーへ挑戦してみたいっす!!」
「あいわかったのじゃ。妾に任せるのじゃ!」
「俺様に任せな。」
「少年の夢を叶えるため「ツール・ド・フラン」に参加するのじゃ!!」
「うーー!!うーーー!!!」
SMAPの森君を参考にしました。




