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37 スエズ


「喉がかわいたののじゃ。」

「おなかすいたな。」


 俺様達は砂漠を歩いていた。


「どこかに海賊でもいればいいんだが、、、」

「こんな砂漠に海賊はいないのじゃ。」



 すると旅の親子が盗賊たちに襲われていた。


「あれは、盗賊だな。」

「もしかしたら、盗賊よりの海賊かもしれないのじゃ。」


 俺様達は船を手に入れた時に法律を調べたので、海賊は勝手に捕まえてもいいし、所持品は捕まえた人のものになると知っていたが、盗賊の扱いまではわからなかった。


「海賊ならいいのだが、盗賊だとやっかいだな。」

「こまったのじゃ。やっかいなのじゃ。」


 しばらく海賊か盗賊か観察していると俺様は気づいた。


「あの、盗賊っぽい海賊が乗っているラクダ、俺様のラクダな気がする。」

「のじゃ!妾もラクダなんぞはじめてみたけど、妾のラクダな気がして来たのじゃ。」

「つまり、あれは俺様のラクダを盗んだ盗賊っぽい海賊だな。」

「間違いないのじゃ!ラクダと財布と食料を取り返すのじゃ!!」


 俺様達は盗賊っぽい海賊を退治して、ラクダと財布と食料とその他物資を取り返した。

 襲われていた親子連れが盗賊に財布と食料とその他物資を盗られて困っていたから、俺様達の持ち物の中からわけてあげた。


「ありがとうございます?」

「気にしなくていいのじゃ。旅の迷惑は掛け捨てなのじゃ。」

「ところで、こんな物騒なところで何をしていたんだ?」


「あちらで世紀の事業である「スエズ運河」の大工事をしているらしく、見学に行こうかと思っていたのです。」

「それは面白そうなのじゃ。妾達も見にいくのじゃ。」

「ワクワクしてきたぜ。」


 そのあと、何組か盗賊っぽい海賊からラクダと財布と食料を取り返しながら進んだ。


「海なのじゃーー!!」

「運河だな」

「もう少しで完成しそうなのじゃ。」

「物語の都合ですぐにでも完成しそうな進捗状況だな。」

「ものすごく長い運河と聞いたのじゃ。」

「どうせなら端から端まで見てみるか。」


 現在地が地中海よりだったので、紅海まで進んだ。仲間も適当に拾った。


「海なのじゃーー!!」

「紅海だな」


 すると今まさに近くの漁村が海賊に略奪行為を受けていたのです。


「あれは海賊だな。」

「海賊なのじゃ。海賊はすぐに駆除してもいいのじゃ。」

「沖に船を停めてボートで揚陸して村を襲っているな。」」

「許しがたい蛮行なのじゃ。」


「ところで、あそこに浮いている船が俺様の船だと思うのだが、、」

「妾もあきらかに始めて見たけど、妾の船のように見えるのじゃ。」

「つまりアレは俺様の船を盗んだ盗賊っぽい海賊だな。」

「妾の船を取り戻すのじゃ!財布と食料と物資もじゃ!!」


 泳いで行って船を奪った。


「海賊どもめが妾の船を汚しおったのじゃ。まずは掃除なのじゃ!」

「ごぶ!」


「ところで、あの襲われている村だが、」

「大変なのじゃ、助けないとなのじゃ。」


「俺様の村のように見えるのだが、、」

「確かに、はじめて見る村じゃけど、妾の村に見えるのじゃ。」

「つまり盗賊っぽい海賊が俺様の村を襲っているな。」

「妾の村を守るのじゃ!全門開けなのじゃ!!」


 俺様の村を襲っていた海賊たちを退治し、俺様の財布と食料と各種物資を取り戻した。

 村人たちが海賊に色々と盗られて困っていたから、俺様の物資とかをわけてあげた。


「ありがとうございます?」

「気にするなのじゃ。ノブリスオブルージュなのじゃ。」

「富めるものの定めさ。」


 こうして、俺様達は新しい船と、新しい拠点と、新しい仲間を手に入れ、新たな土地「アラビア」へと旅を続けるのであった。




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