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27 リスボン再び

 ポルト王国港町「リスボン」


「皆さんの御蔭で、無事に帰着出来ました事を感謝申し上げます。」

「また、貴族の坊ちゃまが賢くなったのじゃ。」

「また何かございましたら宜しくお願い致します。」

「ふ、俺様達の前では無理せず、いつものままでも良いんだぜ。」

「ふふ、、、う〇こもれそうだから帰るのだ。ばいばいなのだ。」



「、、行ってしまったのだ。」

「また少し寂しくなるな。」


 リスボンのいつもの大層立派な教会のついた孤児院


「戦の風がふいてくるの。。物の値段があがっているの。。」

「特にイベントはないようじゃの。」

「なぁこの子を船に乗せといたら便利だろ?」

「街に出て噂を探すのじゃ。」


 いつものリスボンの酒場


「イギリ女王国のせいで戦争が始まりそうだ。」

「法皇様は穏便に話し合いでイギリ女王国を諭すつもりのようだ。」

「イギリ女王国は思いあがっているのだ。天誅を!!」


「随分と法皇に都合の良い噂が流れているのじゃ。」

「つまり、法皇は嘘をついているって事か?」

「嘘は悪いことなのじゃ。」


「へへっ。人は自分の属する集団が正しいと信じたいのですぜ。」

「権力者にとって、自分の正しさを庶民に信じさせるのは義務です。」

「む、闇商人と謎の男いたのか」

「どうやら、ポルトの世論もこの戦争に賛成のようですぜ。」


「スペイ、ポルト、イタリの都市国家群あたりが参戦を希望しているようです。」

「独立運動をしているアイルランドもこちらですぜ。」

「ダブダブ言ってた奴なのじゃ。」


「イギリ女王国側には、オラン、ベルギあたりが協力するみたいですね。」

「へへっ、非公式ながら「大ロシヤ大帝国」も「イギリ女王国」の肩を持つらしいですぜ。」

「大国である「フラン」と「神聖ドイ帝国」は不明ですね。」

「奇しくも新十字陣営と古十字陣営の全面戦争になってきたのじゃ。」


「妾達は、己の目で見たものを信じるのじゃ。」

「信に足るものを見に行く為に、古十字教の本拠地ローマにある「バチカノ市国」を目さずのじゃ!!」



 いつものリスボンの港


「錨をあげるのじゃ!!船を出すのじゃ!!」

「ごぶー!!」


「いろんな物を見てきたけれど、戦争はただの無駄なのじゃ。」

「そうか?」

「奪うことよりも、築くことの尊さを大事にしたいのじゃ。」」

「なるほどな。」

「これからの世界に争いは必要ないのじゃ。」


「そいつはどうかな?」

 そこには、赤い髪をして、海賊風のなりをした、赤い髪の女海賊率いる「海峡の向かい風掠船団」がいたのです。


「かかれーなのじゃ。海賊は皆殺しなのじゃ!!」

「ちょ、ちょっと待ちなよ、前口上くらいさせな!?。」

「海賊は口から糞を吐くのじゃ。口を開く前に駆除が常識なのじゃ。」


 そこには「永遠の少年達」(ピタ―パン・ズ)がいたのです。

「おいら達もいるぜ。」「らっしゃい」「やいやいやい」


 そこには無口な北欧風、儚げ風の透き通る白い肌をした少年がいたのです。


「、、、」


「やっぱり、罪を重ねておるのじゃ。天誅なのじゃ。」


「、、、」

「やいやい、弟分は「僕は負けない。」って言ってるぞ。」

「ぴー!!」

「ぴーちゃんも「負けない」と言っている。」

「良かった。」

「ギャンブル狂いのおっさんは「息子が元気そうでよかった」と言っておるのじゃ。」


「あたいたちの、いまの力をみせてやるよ!!」」



 海戦をして、勝利した。


「油断したわ。おぼえてな」

「負けたっす。」「いつもすみません。」「やいやい」


「、、、」

「口を開けばボーイソプラノが飛び出しそうなのじゃ。」


「き、君は!?」

「「大ロシヤ大正教」の司祭!知っているのか?」

「サンクトペテルブルクの主教座についてる大層立派な孤児院にいた無口な少年ではないですか?」

「、、、」


「少年を求めて北の果てまでいってるのじゃ。業が深いのじゃ。


「、、、」

「なるほど、あなたの聖伝はそこで実行されるのですね。」

「、、、」


 若い司祭は場にそぐわない真剣な目をして言った。

「赤いご婦人。」

「、、なんだい?」


「この子を頼みます。」ペコリ


「、、、まかせな、この子ははあたいが立派な「永遠の少年達」(ピーターパン・ズ)にメインボーカルにしてみせるよ。」


「よい話だったのじゃ。」


 こうして、永遠の少年達は新たな軸を得て、ポルトガルの淑女たちのハートを揺さぶり続けるのであった。




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