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26 ビルバオ


 イギリ女王国首都「ロンドン」


「皆さんお久しぶりです。」

「オックスフォード大学に留学したポルトガ貴族の賢い坊ちゃまなのじゃ。」


「皆さんと別れた後、イギリ女王国にて己を磨くため研鑽していたのですが、何者かの企みにより、ポルトガ国とイギリ女王国の仲が悪くなってしまったのです。」

「悪い奴がいたものだな。」


「ですから、一度帰国する事になりまして、もしよろしければ、、、。」

「みなまで言うな。」

「賢い貴族の坊ちゃまなら大歓迎なのじゃ。」


「それでは、、、、ぼくちん、うれちいのだ。ち〇こびんびんなのだ。」

「のじゃ、、、」



 イギリ女王国南部港町「ポーツマス」


「ここは軍港なのじゃ。物々しい様子なのじゃ。」

「ち〇こ、しおしおなのだ。」


「どこかの誰かの暗躍で、アイルランドに独立運動がおこっているのです。」

「謎の男「008」何か知っているのか?」

「先の、国教変更問題において、「バチカノ」は大変お怒りのご様子で、」

「それは物騒な話なのじゃ。」

「懲罰に十字軍を派遣するという話もあるのです。」

「クルセイダーズとは響きだけはカッコいいな。」


「それで、スペイ国のサンタンデールに噂の「無敵艦隊」が終結しているそうなのですが、ご一緒に見に行きませんか?」

「ぼくちんのち〇こ大砲をぶっぱなすのだ。」


「ふ、俺様をさしおいて「無敵」を名乗るとはな。」

「善は急げなのじゃ!総員出港準備!!」

「ごぶー!!」(あいあいさー)




 北大西洋スペイ国沖ビスケー湾洋上


「ごぶ!」(全方位スペイ船多数)


「すごい数の船がいるのじゃ。」

「さすがの俺様でも苦戦しそうだぜ。」


「さすがに商船の旗をたてているので、襲ってこないですよね?。」

「狂信者どもの考えることはわからんのじゃ。」

「ここに狂戦士ベルセルクもいるぜ。」


「総数と人様も見たかったのですがこれ以上は危険ですね。」

「へへっ、情報は直接みるだけじゃないんですぜ。」

「む、闇商人なにか知っているのか?」

「あっしの商人としての勘が近くの港に行けといってまさ。」

「ぼくちんも、う〇こしたくなったから港によるのだ。」


「いちど、ビルバオに寄港するのじゃ!」



 スペイ国北部都市「ビルバオ」

 イベリア半島北部ビスケー湾に流れ込むビルバオ川沿いにある都市。近隣でとれた羊毛や鉄鉱石の輸出が盛ん。


「物価が高いのじゃ。急激な人の移動でインフレがおきてるのじゃ。」

「お、あんた達も来たのか?」


 そこにはリスボンの酒場でいつも陽気に飲んでる知り合いの船乗りがいた。


「来るだけで金が貰えるっていうから来たけど、こいつは赤字だぜ。」

「のじゃ!?沖にいるのはスペイ海軍じゃなくて、民間の商船なのかや?」

「一応、海軍の指揮下に入っているけど大部分はただの商船だな。」

「なんと、面様な事態になっておるようじゃの。」


 スペイ国は軍を集めるために、近隣の古十字教仲間に声をかけ、民間武装商船を一時的に雇うことで数を確保しているとの事だった。


「あっしの情報によると、どうもきな臭い話になってきやしたぜ。」

「ぼくちんもう〇こ臭くなってきたのだ。」


 謎の008が思案深げに言う。

「そもそも、イギリ女王国連邦の予想では古十字が動きを起こすのはもう少し後のはずだったのです。こんなに性急にスペイ国単独で動いては、他の国々との連携や調整に問題がでるはずなのです。」

「ぼくちんのち〇こもまだ立ってないのだ。」

「はい、ポルトガとの連携を阻害するのはイギリ国諜報部の重要な仕事ですね。私はよくわからないですけど。」


 そこに、愉快で陽気バイキングっぽい場違いっぽい恰好が入ってきた。

「おひさしぶりだぁ。姫様がいるだけで金がもらえる楽ちんな軍があるっていうからきただが、場違い臭がひどくてな。知ってる顔にあえてよかったよぉ。」

「また口調が変わっておるのじゃ。漁師口調は安定せんのじゃ。」

「いつおー。軍隊旗もらってぇ。給金もでとんじゃけど、飯がたかくてのぉ」

「ここだけの話、どこかの商人が何処かで飢饉があったとかで「おほほ」なんて言いつつ食料を買いあさっているのさ。」


「なんか嫌な予感がするのじゃ。」

「スペイ国がかわいそうだから手加減してあげてほしいな。」



 無敵海軍本部


「政府からの指示は「女王国の動きに警戒」だけなのに。どうしてこんなに武装商船が集まってくるのだ!?」

「は、政府の一部の役人が勝手に募兵しているようであります。」

「また、古十字原理主義者共か。奴らは金が無いはずだが?」

「同盟国の「神聖ドイ帝国」内からの流れまでは確認できてます。」

「とりあえず有象無象の武装商船どもは暴発しないように監視か、、、」

「すでに、ビスケー湾沿岸の漁村で略奪行為等が確認できています。」

「なに!国内か!?」

「幸いなことに国外であります。」

「ばか者!戦争になるぞ!!」

「市場の食料の値が跳ね上がっており、本体の食料の確保すらままならなくなっております。」


「、、、買って来い。」

「は?」

「どこでもいいから食料を買って来い。」

「命令の意味がわからないであります。」

「商船がいっぱい余ってるのだからお使いにでもいかせろと言っているのだ!!」

「お金が無いのであります。」

「インフレしとるのだから、いくらでも市場にあるだろ!!」


 提督は軍司令としては兵糧の確保、為政者としてはインフレの改善、経営者としては労働力の再配置でなんとか事態を乗り切った。




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