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23 ロッテルダム

 オラン王国都市「ロッテルダム」

 ライン川、マース川、スヘルデ川が北海へ注ぐデルタ地帯に発達した港湾都市。名前の由来はロッテ(川)ダム(堤防)。アムステルダムと比べ、新しい建物が多い。


「ここでは川を利用した交易で「フラン国」や「神聖ドイ帝国」の内陸部の商品が多いのじゃ。」

「ふたつの大国の国境線でもあるライン川の近くでつくられる「アルザス」ワインは、上質な発泡ワインとして皆様に楽しまれていますです。」

「お、おぬしは!?」

「そうです。私がワイン博士です。」


「やっとワインの豊富な暖かい国に帰ってこれてよかったです。」

「親戚のビール博士とかいたらよかったのにな。」

「この先、世界各国を巡るときに心配なのじゃ。」


「世界と言えば新大陸には何時になったら行けるのか。」

「さすがの長距離航路なのじゃ。まだまだ国家主導の面が大きいのじゃ。」

「そこいらの政治的な駆け引きをする為にロッテルダムに来たのだな。」

「たぶん今頃「おほほ」のあれこれで「神聖ドイ帝国」が良からぬことになっているのじゃ。」


 なぜか、風車の修理の依頼を受けることになった。


「オラン国は風車が多いのじゃ。」

「ぴー」

「ピーちゃんは「大部分が低地であるオラン国では干拓のため北海から吹き付ける風を利用しているのです。」と言っている。」

「神が世界を作ったが、オランダはオランダ人が作ったのだな。」


「しかし、風車の修理なんてできぬのじゃ。」

「まかせな!」

「ギャンブル狂いのおっさん!出来るのか!?」

「ぴー」

「ピーちゃんは「ぎゃんぶる狂いのおっさんは「ひとの力での船の動力を「櫂」以外の方法でで確保しようと試行錯誤した時に、風車の構造を勉強したことがある。」と言ってる。」と言ってる。」

「そんなとこだ。」

「難しいことはよくわからんのじゃが、回るものが得意なのじゃな。」

「回りまわってギャンブル狂いも役に立つってとこか。」


 それからしばらく四苦八苦して、風車の修理が終わった。


「できたぜ」


「うむ。ストッパーを外すのじゃ!!」

「ごぶー!!」(アイアイさー!!)


 風車は、始めは静かにゆっくりと、そしてだんだん強く大きく回りだした。


「おおー。妾達の風車がまわっておるのじゃ。」

「巡りくる輪廻をかんじるぜ。」

「人々の善い行いが、回りまわって自身のもとに帰ってくるようじゃ。」

「そして、その回転が地下水を吸い上げ大きな善い行いになるんだな。」



「しかし、ハンザの女王に言われた通り各地で善いことしてまわっとるのじゃが、、」

「ん?いいじゃないか。」

「なんかこうスッキリせんのじゃ。。」

「だな!俺様も海賊の首を掻き切ってスッキリしたいぜ。」

「うむなのじゃ。やっぱり悪即斬でいきたいのじゃ。」


「おーほほほ。話は聞かせてもらいましたわ。」


「む、ハンザの女王どこにいっていたのじゃ!?」

「どうせ、よからぬ政治的あれこれをしてたんだろ。」

「「神聖ドイ帝国」がかわいそうなのじゃ。手加減するのじゃ。」


「わたくしは退屈している皆さんのために巨悪を用意しましたのよ。」

「のじゃ!?巨悪ときたのじゃ!?」

「腕が鳴るぜ。」


「小さな善行をため、世界的名声値をたかめた皆様に、ある国からの依頼がきていますわ。おほほ。」

「そういうのいいから早く言え」

「言うのじゃ。」


「アントワープにて古き宗教と新たな宗教の対立を解決するのですわ!!」

「のじゃ!!」

「対決だ!皆殺しだ!!」

「ごぶー!!」



 ベルギ国「アントウェルペン」に向うことになった。



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