表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/42

中断する最終回

可愛い魔法少女が活躍する作品を作りたくなりました!

2人の青年との間に揺れ動く恋心……そんな少女漫画要素も入れております。


初投稿です。よろしくお願いします!

(ブックマークしていただけると励みになります!)

——5人の魔法少女が今、最終決戦でラスボスと対峙しようとしている。まさに最終回といったところだろう。


「皆、準備はできてる?」


 緊張した面持ちの魔法少女達を心配するプリティレッド。しかし、この張り詰めた空気に一人動じることなく余裕の表情をしている者がいた。


「ええ、大丈夫よプリティレッド!」


 元気よく返事したのはプリティピンク。彼女の本名は『アリア・パパラチア』で、ツインテールがチャームポイントのかわいい女の子だ。余裕の表情をしている一人とは、すばり彼女のことである。正確には魔法少女達の緊張感に動じていないというより、危機感が無いといってもいいかもしれない。


 このプリティピンクの様子に残りの魔法少女達は少し苦笑いをするが、同時に緊張も解けたらしく、皆の空気は和やかに変化。


 そして5人は互いに顔を見合わせると、目前にある門に向かって高らかに叫んだ。


「「——いざ、最後のステージへ!——」」


 掛け声とともに5人の目前に構えていた石の門扉が、重い音を立てて開かれる。


ーーすると、同時に強い光が放たれた。


 光はあっという間に広がり、瞬く間に一帯が光に飲み込まれていく。5人の戦士の姿は、光が眩しすぎてもはや見えない。


 しかし、見えていないのはプリティピンクだけのようだ。なぜなら、皆の必死な声がプリティピンクには聞こえた。


「プリティピンク! プリティピンクだけが見当たらない!? プリティピンクーー!」


 皆が探す声は聞こえるものの、段々と小さくなる。

 


ーープリティピンクは一人、光に吸い込まれていった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ