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現代日本の霊性(スピリチュアル)とは? 人はモノだけでは満足できない。ヒトはモノ以上を求める。

作者: 舜風人




いわゆる


心霊主義


ニューエイジ


チャネラー


ニューソート


スピリチュアル


心霊科学


霊能者


占い


精神世界


オカルト


超心理学


新宗教




などの現状の本質をわたくしなりに考察してみたいと思います、




おひまでしたらお付き合いくださいませ。










そもそもこれらの霊的な運動は


精神性の復権を目指した運動であり


それは19世紀以降に発展しすぎた高度な科学への反旗?でもあったのです。


今、、、AIの発展はすごいですよね?


そしてロボット


そしてネットワーク


電脳空間


今やそれら無しでは生きていけませんよね?


ですがここまで侵入した科学文明とは?実は非常にもろいものでもあるのです。


もろいというか、、、、


当てにならないというか


いやそうじゃない。


科学は結局神にはなれない、、という深刻な事実です。


科学は万能でもないし、悩める人間の救済者でもないという深刻な事実です。


そして


科学で一切を割り切ってしまうことへの根深い不満が人間には根底にあります。


というのも科学には限界があるからです


科学では、ここまでしかわからない、、という限界です。


ということは?




科学って結局不可知論じゃないのか?


その先の、、科学の限界の向こうには何があるんだろう?


それから先はわからないというそんな科学への不信でもあるわけです。




それゆえ


宗教的なものを求める現代人も増えるわけですね


そういう傾向に、つけこんで?


いわゆるカルト宗教も跋扈するわけです。


霊性への希求をこれらのカルトは


いいように利用して洗脳し、庶民をしゃぶり尽くすのです。


その根底は教祖の権勢欲であったり


金銭欲であったりその満足のための手段としての


「新宗教」であるわけです。




なんのことはない


救いを求めていったのに、、、




悪徳教祖にしゃぶり尽くされただけ


という構図です。




しゃぶり尽くされただけ?なら


まだマシで、、、


下手すりゃあ「ポア」されてお陀仏ということだってあるわけですから


コワイですよね。




かくして日本ではアノ事件があってからは


新宗教への猜疑心が高まったのです。




でも霊性希求の願いは人間の根底的なものでもあります


人はモノ以上を求めずにはいられないのです。


人はモノだけではどうしても心から満足できないのです。






で、、、、、、


現代日本でも




言わゆる「スピリチュアルカウンセラー」という人が多く存在しますね




彼らはオウムに懲りた人たちに対して




もう過激なことは一切封印して


ひたすらソフト路線をとって


信頼と回復を勝ち取ったのです。


彼らは「極限修行」だの


「教祖の血を呑む」だの


「究極のお布施」などという


過激なことなどいっさい言いません。




そうです。


現代日本のスピリチュアルカウンセラー  それはソフトでマイルドになったのです?




彼らは大きな視点で霊性を、ときがたり


「大きな物語」に集約します。


たとえばそれはこんな物語です




あなたは愛されています


貴方を害するものなんていません


あなたは本来が神の子です。


悩むのではなく大きな信頼に生きるのです。




彼ら現代日本のカウンセラーたちは


既成宗教とは


距離を保ちつつ、、


霊の国を説き


霊性をとき


あるべき「人生の地図」を描いて見せるのです。




人格の陶冶を説き


霊性の向上を説き




霊的存在としての人生行路を語るのです。




それまでの新興宗教がある意味




現世利益を掲げて信者を集めたのとちがい




彼らは金儲けなどは一切説きません。


言うのは、、、、


ひたすら魂の向上を説き


愛を説き


霊知を説くのです。




それは現代人が求める




癒しであり




安らぎであり




こころの安心であり




つまり魂の救済です。




ホンワカした癒しが彼らの共通の理念でしょう。




マインドフルネスであり


つまり


清浄なるサトリです




瞑想であり


梵我一如の


悟達です。


それが現代日本のスピリチュアルカウンセラーの


共通の命題なのです。




そしてそこへなにかを求めてやってくる人々も求めるところは、、、、




1.ちょっぴりの神秘体験であり




2.努力なしの少しだけの変身願望であり




3、自分自身の存在意義の霊的な覚知であり、、自己充足感でしょうね。




以上の3つであり




それ以上の




究極の苦行だとか


究極の自己犠牲(菩薩行)だとか


霊性の究極の深淵に達して神と合一するだとかは




求めてはいないということです。




ソフトで




ホンワカした




満足感  魂の充足感




それが現代の霊能者には求められているのです。




これらが時代とうまくマッチして今日本ではソフトな


スピリチュアルが復権しつつあるのです。




オウムに懲りた人々もこういう




ソフト路線の霊性開発は




受け入れたというわけですね。




そもそも人間は霊的なことが好き?なのです。


呑んで


食って


寝て


働いて




それだけでは満足できないのが


人間のサガなのです。




それはどうしてかというと、




人間が肉体的存在であると同時に


霊的存在でもある。


という厳然たる事実があるわけです。




「人が生きるのはただパンのみによるのではない。


           神の口から出る言葉によって人は真に生きる」   聖書




呑んで食ってセックスして


寝て、、起きて、、働いて、、、、


それで大幸福?大満足?とはいかないのが




人間です。




人は「それ以上」を常に求める存在でもあるのです。




それ以上?


そうです




それ以上です。


それ以上とは




すなわち




霊性です。


霊知です


至上のサトリです。




人はすべて「霊的な価値」を希求する存在でもあるのです。




人が霊的なものを求める心は切なるものがあるのです。




「俺は無神論者だ。」「神なんか信じない」


「科学しか信じないよ」


、、、、、、と、、、豪語しても、




その人がある日突然




難病にかかったり


伴侶を突然失ったり


あるいは理不尽な苦難・事故・事件が襲ったりすると、、




「なんでよりによってこの俺がなぜ?こんな理不尽な目に合わなくてはならないのか?」


「俺は今まで何も悪いことはしていないしそれどころか慈善や福祉もやってきた。


なのに?なんでこんな目に合うのだろうか?」




悶々として悩むわけです


なぜ?


この俺が?


よりによってなぜこのおれだけが?


分からない


なぜ?


でも


いくら煩悶してみたところで、




答えなんかはあるはずもありませんよね




だからより一層悩むのです。




こうこうしかじかだからこうなった


不摂生した、、だから病気になった


それならしょうがないですが、、、




でも


常日頃健康には気を付けて


健康に良いことは積極的にして来たこの俺が


なぜこんな難病に??


分からない?


苦悩するばかりです。




その時そういう苦悩の果てに


「霊性」が開眼する人もいます。




臨死体験や


すごい難病の病苦や


理不尽な事件・事故で打ちのめされたとき、、、、、、、、、、


もう


行き詰まって


袋小路で


出口が無くって


もうギブアップしかない


もうギリギリで




そういうある意味完全に奈落に落ちた時点で




ある日ふと




とつぜん霊知が降臨することってあるんです。


そうです




スピリチュアルがあなたの前に開けたのです。


ボトムに落ちたことにより


それが逆に反発点となり


一気に上昇するという構図ですね。


例えればギリギリ膨らませた風船がもう限界点で


一気に爆発、、というのと似ています。


俗な言葉で言えば、、、「吹っ切れた」、、、という状態です。


針が振り切れてしまった


計測限界を振り切っちゃった


という状態です


そういう時、、人は往々にして、、霊知が降臨しやすいのです。




人間は肉体だけではない




人間はまた、、、霊的な存在でもある




という霊眼が


霊知が


限界点に達したことにより


貴方に開かれたのです。




その後、、霊知が啓けたあなたが、、現在の苦境とはどういう霊的意味があったのかがわかる。




それがつまり




霊的知恵として


一気に納得できるのでしょう。


そのサトリとは言葉を越えた


霊知として「体感」するしかないものです。


霊知とは言葉をはるかに超えたものですから




「考えるな


体全体で感じろ」                       即身即知




「目を閉じよ、心の目で観ろ」                心眼を開け




「両耳をしっかり閉じて、神の声を聴け」         霊耳をそばだてろ




そういう境地こそが霊知なのです。




そこでは霊知の降臨した世界では


この一見不条理極まる私に振りかかった難病・難問・事件・事故は




霊的にはすべて理由があったのだ




ああそうだったのかという納得できる理由が解明されるのだ。


つまり霊的には


たしかな答えがあったのだ




という安心感に満たされrて


つまりあなたは霊的に救われたのです。


肉体は?相変わらず難病ですが


貴方の魂は救われて


もう安心感に満たされるのです。




それが「霊的な救い」なのです。




人はどんなに元気で、、、、、、、


「俺は病院なんか行ったこともない」


と豪語するほど健康な人でも




何時か、それほど遠くない未来には、、たぶん病んで、、老いて、、死ぬのです。




「人間の死亡率は100パーセントです」


死なない人なんていません


みんな死ぬ運命なのです。


遅いか


早いか




、、、、、、、、、、、、、、、、の、、




差というか、、、




僅差?でしかないのです。




そういう肉体的には実に、はかない存在でしかない人間には




実は深い深い広大なる霊的な世界があるとしたら?


人はそれで救われますよね?




虫けらのように


あっけなく死んで腐って一巻の終わりではない。としたら?




そこから安心といやしと至高の充実感がもたらされるのです。




人生は無駄と徒労とだけじゃなかったんだ。


俺のこんな理不尽だと思ってた人生にも


そうか


そんな正しい霊的な意味があったんだ




人生は霊的な価値があったんだ


俺の人生は徒労ではなかったんだ


という究極の充実感に満たされて




かくして、、その人は安らかに、死んでゆけるのです。






さて


そういう霊的なサトリの世界を


あなたは信じますか?




それとも




信じませんか








死ねば一巻の終わりですか?


死ねば腐ってムシケラのように一貫のオワリですか?


一回こっきりの人生、、、、肉体の死で一切がおわり、、、、ですか?






それとも、、、


霊的な地平線がはるかにあなたの前には開かれているのでしょうか?


そこでは一切が輝き希望と充足に充ちている


それがほんとうの人生であり世界の実相だったんだ


死は実は生まれかわりの転機でしかなかったんだ。


あなたは何度でもやり直せるんだよ






あなたは、、、、、、、、、、、、、


さて




どちらですか?


どちらを選ぶのか




それは究極の選択であり




まさに




選ぶのも




選ばないのも




あなた次第だということです。






もう一度言います




もう一度問います










「あなたはどっち?」












、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、






、、、、、、、、、、、、、、、、、








それでは最後に




スピリチュアルティ(霊性}について




総括して定義してまとめてみましょうか?














まとめ  (定義)






1.宇宙の絶対者との合一感


2、人生の意味を与えてくれる


3、神秘の実在


4.人生は不条理ではなかったという安心感


5、癒しと安らぎを与えてくれる


6、絶望からの救い


7、死後の生を知ることで死を受け入れるようになる


8、あなたは使命をもってこの世に生かされている


9、見えない世界からの助力がある


10、人生には霊的な意味がある


11、命の輝きと尊さを知る


12、お金、名声。権力、の無意味さを知る


13、人はどんな罪びとも愛すべき存在と知る


14、現世での苦難や難病は神の試練だと知る


15,心に愛を持ち神を信じることの尊さを知る



























































































































































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