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藤森照信展 自然を生かした建築と路上観察
藤森照信展
自然を生かした建築と路上観察
藤森照信氏の建築の真骨頂は
人間と自然との対話だ
多治見市モザイクミュージアムは
多治見市の工芸品 タイルをふんだんに用い
工業と自然を浮き彫りにする
熊本の農業高校では
木の原型に近い形で柱や床を作り
木の香りを出す
これは、人間の生活感覚
嗅覚に、自然の意味を問い直す
配置された机や椅子は
西アフリカなど、古い木彫などに近い
木で、人間の感覚の本能を呼び覚ます
力がある
素材の使い方では、左官の中に
自然の形を出し、自然を感じさせる
都市に生活しながら、自然を感じる
これは、どういったことなのだろう
藤森照信氏の特異性は、人間が嫌う自然も
そこにある
自然の驚異を身近に生きる
人間の本能にとっては、重要かもしれない