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月がシズム  作者: 樵
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405号室 続き

405号しつの続きです。読みにくくてすみません!

コメントなど残してくださるとうれしいです

俺は閉ざされた場所から聞こえる声が気になり俺は無意識に自分がのぞけるくらいまで開けた。その先に見えた病室は、この前まで通い思い出を巡らせていた場所とは比べものにならなかった......物もなく光も入っていなかった病室は灰色で素気なかった。でも、今目の前に入っているものは、白い光で包まれとても優しく温かい温もりをかもし出している。それでも壁に沿って並んでいる精密そうな機械に目を引かれた。どんな病気かは俺にとっては関係ない......すると、自分の視野が広くなったのがわかった。

「どうぞ。」

え......。

「入らないの......君?」

灰色の少し茶色みがっかた髪の間から切れ長の目がこっちを見ていた。きっとさっき会話していた人だろう。

「は、はい!」

急に話しかけられたのもあって少し声が裏返った気がした。

「ゆっくりしていってね」

少し微笑み扉を開けたまんまナースセンターのところに向かっていった。男の看護師だった......。あんな人いたっけか、ここは7割近くといっていいほどに女の職員の人が働いていいるから珍しいといえば珍しい。

 

 「誰、ですか?」

急に聞こえた声に俺は思わず背すじをびしっと伸ばしてしまった。鼓動がドクドクと早くなるのがわかった。でもきっと、これはその声にびっくりしたのではなく、これから自分の知らない世界を見るのに興奮しているのだ。

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