現地住民達とジワジワ関わってみます
今更ながら街の説明を
街の名前はシルヴァス街
大通りが貴族も買い物に行けたり泊まれたりする大きな店や冒険者ギルドや教会が並んでいる場所であり街を十字にに区切っている
中心地帯に貴族街があり
街を納める領主
その補佐をする仕事につく貴族達
貴族街をグルリと囲んで騎士達の住宅地
があり
その周りを店舗が囲み
1番外周に住宅地が広がり
外側に行くほど貧しい人達が住み
大通りとは別に北、南、西、東と教会が立ちホームレスのような人達に炊き出しなどを行っている
わりと中規模の治安の良い街らしい
そしてたどり着いたのは大通りではない南通りの道楽食堂
住宅地にほど近い住宅兼店舗といった店がならんだ庶民的な場所にあった
外壁近くより騎士住宅地近くだからわりと裕福な一般人が住んでるのかな?
「らっしゃい」
大衆食堂というよりは喫茶店やバーに近いカウンター席しかないからラーメン屋に通じるものがある
何より客席より調理場のがスペースが広い
「えっと肉の持ち込みは可能ですか?」
「おう、どんな肉だ?鳥や家畜なら間に合ってるが買わないことはない見せてみろい」
ぶっきらぼうなロマンスグレーの初老である
「こちらなんですが」
リュックより 袋に入れた肉をとりだす
「おっオウルベアの掌か!いいね!爪は売ったか!まあいらねーんだが食えないしな」
ぶっきらぼうがコロッと態度を変えた
「いいねー他にもあるのか?まぁあってもコレしか今日は買えないな手持ちが少ない5銅貨でいいか?また持って来いよ
冒険者かなんかだろ?カード見せろや」
とりあえず気圧されながらカードと肉を出す
「金はこれな、まだ駆け出しじゃねーかやるなネェさん
森の深くにまた行くなら食材になりそうなもんを持ち込んでくれたら金は払うぞ」
「はぁ、助かります」
「ついでに食っていけ、カエルのモモのスパイス炒めだが、これは鶏肉みたいな味がして貧民街のもんだけが食べるものだなんて考えがふっとぶぞ、酒にもあう」
あーテレビでみた事はあるし
味は大丈夫そうだし、見た目がカエルじゃなくなっているならまだ良いかな
「いくらですか?」
「ねぇさん肝が座ってるな、気分がいいから飯は奢りだ、酒は5鉄だがキツイやつのが飯に合うが大丈夫か?」
「飲んでみます」
店主は支払いを済ますと
酒かな?液体を何種類か混ぜている
カエル料理を一口かじると
香りが良い油で炒めて 色んな木ノ実や草が砕かれた物がかかっており食感が良い
淡白な味のカエルにあっていて美味しいが少し苦い
「おまたせ、ジルを果実酒のカクテルだ口がサッパリするぞ」
香りは柑橘系で味はあまりないがカーッと喉と口を通り過ぎる強い酒だ
たしかに口の中がリセットされて食欲がでる
おいしかった
また来よう
良い店をみつけたなーと思うし
ちょっとフワフワするからお酒には酔えるみたいだ
『よかったですね?どうしますか食器買いに行きます?もうすぐ夕方ですし
早めに行きましょうか?』
ちょっとそのまま宿に帰りたい気もするが良い出会いをくれた商人さんに還元もしたい
行くか
「来ました」
「なんだ明るいうちから飲んだのか?売れたみたいだな肉を」
「そうなんですよーカエルも食べました」
「わざわざカエルなんて食べたのか?いや食べさせられたのか、女性なのに容赦ないなあの親父」
おじさん苦笑である
「でどうする?ネェさんが使うなら
片手鍋1銅貨3鉄
木の器7鉄
ナイフはあるからあとは麻紐5鉄
がおススメかな」
「じゃあそれでー」
「おいおい俺は助かるが値切らなくていいのか?ボラれても知らないぞ」
「気分もいいし、おじさん良い方なんでー次回は値切りますね」
「おう、じゃ次回のためにスプーンサービスしとくぜまいど」
買い物終了です
えっとー2銀から
宿代を払い1銀、服もろもろで1銅
からのコップ買い5鉄
酒飲んでなくなって肉売って5銅
からの買い物で残り2銅5鉄
あれ私金遣い荒い?
普通はどんな感じなんだろう?
『住人ですと主食の一斤のパンが2鉄くらい後は野菜など買って3鉄、保存の効く肉類を5鉄を1週間の基本にして裕福ならもう少し買う感じですね
なんで1週間で1銅食費、日用品に1銅くらいが平均の暮らしですね』
うーん
1週間2000円くらい?
じゃあ道楽食堂は結構高級?
『高級ですね、いいものを適正価格でしたけど貴族ならもっと一食2銀とかになるでしょうけど
貧民区域の方で無職の人は砂鉄を拾い集めたりして鍛冶屋に交換して1日2日で1鉄くらいでしょうし
平民が一人2銅 2000くらい
裕福な一般人が 一人2銀くらいですかねミツキさんは裕福な一般人レベルの稼ぎを目指すべきかと思いますよ』
そうかーとりあえず
先払いしてる宿にて相談を再開
今後の動きである
「街に来るときは、泊まる場所はできたら今のところみたいに防犯面はバッチリのが楽でいいけど素泊まり1銀はちと辛いなぁ」
『家を買うのも可能ですけど管理が面倒になるかもしれませんね』
「賃貸は無いのかな宿と機能は似たようなものかなぁ」
『そうですね、これ以上質を落とせないならこちらで固定して、質を落としていいならば大衆食堂兼二階が宿の店もありますが、酔客、女性を連れ込んでいる声や喧騒が筒抜けです』
「とりあえずまだいいです。稼ぐ方向でいきましょう」
街に行くときは
冒険者ギルドで討伐依頼モンスターや搾取依頼などを見て達成していたもののお金を貰う
宿泊代金は1銀をキープ
街の通行の行き来に1銅
道楽食堂で食事のために1銅くらいをキープ兼食料を売る
宿泊、拠点帰宅前に冒険者ギルドで依頼を見る
そして空いた時間と余ったお金で買い物だな
やはり一回につき1.5銀くらいは欲しい
「冒険者ギルドだと モンスター討伐、薬草、食堂で食品販売他にはないかなー稼ぐ手はモンスターも都合よくでるとは限らないし」
『あと、できそうな職業は交易商人、薬師、小物屋ですかね』
「冒険者意外にもあるのね」
『はい、自由度が高いのは冒険者ですが、ミツキさんの精霊魔法は私というなんちゃって精霊の力なんで特別に有利ですが
他の職種は器具などはチートできますけど全部ミツキさんの力でやらなくちゃなんで大変だと思い、まず冒険者を進めました』
そうかー
薬草はあるから薬師になる条件はできてるんだなー
交易はチートな袋があるから仕入れて出すだけだし一人旅ならチート能力でたどり着けるかー
小物屋はなんだろう
『正確には鍛冶や手仕事で鍋やザルを作り売りする感じですね、労力のわりに儲けは少なめではあります、なんで拠点に引きこもりをするならばオススメなかんじですね』
「ほうほう、じゃあ3つともやるだけやって性にあってるのを採用かなー」
『どれも商人ギルドに登録が必要ですけど、交易は元手になる資金が、薬師と小物屋は商品がないので次回ですね。あと商人ギルドは登録だけで5銀いります。せの代わりに欲しい商売の情報が手に入りやすくなってます』
じゃあ
とりあえず次回なんは決定したので起きて冒険者ギルド覗いたら拠点に帰りますかね
あとセーブもお願いします