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夢の中の神さま  作者: 六
とりあえず 付き合ってくれる方みつけました
3/35

ファンタジー味は無いが拠点できました

『まずは拠点作りをしたいとおもいますがどうでしょう?

ファンタジーな世界なんで安全な場所は少ないです。精神的に楽になれる場所を作るのがおすすめです。

また人がいない場所がよりおススメです。

快適な世界に生きている方がいきなりサバイバルはきっと難しいのでミツキさんは女性なんで街中も安全とはいえません』



まぁそうか

日本ならば女性の夜の一人歩きも運が悪くない限りだいたい大丈夫だが

きっと弱肉強食な世界は違う



『また、獣に襲われる、

誰かに殺されそうになる状態になっても大丈夫です。人に対しては誤魔化すのが大変なので舌を噛んで死んだと認識させて死体となるか凄い魔法使いだったとして転移したと認識されてセーブポイントに戻ります

戻りますが時間が戻るわけではないので状況により私が勝手にやります

人里に行った時は

わりと凄い世間知らずな精霊使いの人として振る舞うのがおススメです』



ほうほう

人里にすぐ行くのもありしかし怖い目にもあいそうだし緊張してばかりもなんだから安全地帯をこっちに作るべしなんだなー



『他の方には見えないようにしますからテレビなどは無理ですが

お風呂などはなんとかしますよ』



「素晴らしい!

ならば拠点つくるわ!どうするべき?」



『えっとですね

私はゲーム製作者枠なんで、不審がられないならばなんでもありですとりあえず 人が居ない山奥を確保してありまして実際に行きますか?』


そういえば

ここには何もない

ふわっと浮かぶアリーと

私しか居ない


「とりあえず向かうわ」


『わかりました』



★★★



森である、ジャングルである

平地に鬱蒼と木と草

そして背後にはデカイ岩山

なんか生き物の鳴き声も聞こえる


「ファンタジーならモンスターとかいるのよね、私が普通に死ねる」


『はい、普通の一般的な人なら死ねるモンスターが居ますが、死んで欲しくないので見つからないようにしています』


「どうやって?」


『私はここの生物とはかかわれません、その特性を生かしてミツキさんを巻き込んだ形で存在を認識できないようにしています

なんで隣にいても むしろ重なっていても相手はわかりません拠点も透けますから好きに作れますよ』



とりあえず

ここからここまでにしてくださいと指定された場所はデカイ岩山だった場所

岩山は偽造で この範囲内が拠点スペースらしい

広さはバレーコートが二つはいるくらいの体育館くらいの広さかな?

岩山に入るとわかりやすく四隅に石柱

ぐるりと腰くらいの高さの木製の柵がある

石柱は範囲内の高さをしめしているようである



『お家のタイプはどうします?

ツリーハウス、現代風ワンルーム、カントリー風、現地風とできますよ?』



サバイバルなツリーハウスには憧れないが日本と一緒も面白みがない



「とりあえず現地風はどんな感じ?」


『ちょっと裕福な民間ならば玄関開けたら炉付きダイニングキッチンと寝室ですかね』


「食べなくてもお腹は空かないんでしたっけ?」


『はい、ミツキさんは栄養は現実でとってますし食べてもエネルギーをとったことにはなりませんけど食べれます』


そうか

どうせ見えないならどんなに良くしてもいいはず


「だったら現代に近い間取りにしたいけど作るのは私だよね?」


『いいえ、この場所は思い通りになる夢そのものなんで私に言った通りにならはますよ』

それはありがたい



ならば

木造の靴で入るタイプの家で

玄関から入ると暖炉のあるリビングキッチンルーム

床は石のタイル貼りで

4人で使えそうな四角い机に椅子二つ

蛇口があって食器洗いができる場所に食器棚

その場所から扉が3つ

右側の二つの扉には現代風水洗トイレと

露天風呂があって

左側の部屋は寝室 ベッドと鏡台と

衣装タンス


『わかりました、目を閉じて開けてください』

そうアリーが言うと


ヨーロッパの田舎にありそうな

素朴な家ができていた!


「快適すぎる、現実の賃貸アパートより素敵!」


『是非長く付き合ってくださいね』

アリーも満足げである


うん、うん

こんな場所あるなら来るよ!


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