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夢の中の神さま  作者: 六
男性の方にも声をかけてみました
25/35

軍隊の野営地にて

今俺は軍隊とともに移動している



街中で魔物からのドロップ品を換金して

替えの服や食料、毛布やなんかを買い

さて、旅立つかと

どう行こうかと、とりあえず教えて貰った道を歩いていたところ

軍隊の野営地にでくわしたので

迷い人なんで保護してくださいと名乗り

タダ働きはダメだからと、薪拾いや雑用をしながら付いて行っている


レベル9

鉄の剣、皮の装備

くらいでは一般市民が武器を持ったくらいで戦力にはカウントされず


もっぱら雑用、たまに野営地に帰った負傷者のヒール、キュア要因である

僧侶的なスキルばかり伸びていて強くなれる要素がないが

しかし軍にすんなり入るには、回復持ちはとても有利らしい


俺としては戦いも見て

経験を積みたいが足手まといがしたい訳じゃないからしょうがない


軍に出会えたのは

ものすごい幸運とかではなく

軍の巡回は国から命じられた仕事らしい


各町をグルグルと魔物や時に盗賊などを間引きながら巡回するため

魔物は町の近くは避け森の深くに住み、魔物と人の棲み分けがなんとかなっているらしい


軍はその町を巡るうちに優秀な人材をスカウトして国に連れ帰り鍛えて、また巡回へ向かわせて、その中で功績が残せたものが出世をするらしい


俺はとりあえずスカウト要員となって国まで雑用をしながらついて行くらしい



「さってと、アッシュ洗濯終わったから乾かしてー」

そんな回想をしながら俺は兵士達の肌着なんかを洗い終わり紐につるしたので風魔法を使える同僚へ声をかける

「おいよー」

ふわ〜と洗濯物に風が流れる

アッシュは村で自衛団をしていた中で風魔法が使えたために村長推薦で入ってきた新入りだ、俺と隊入がそんなに変わらないのもあり、なんとなく一緒に雑用する機会が多い

年は16くらいの若さだが筋肉も付きなかなかガタイの良い兄ちゃんである

髪色が赤く、目は緑となかなか目立つ容姿のヤンチャそうな少年だ


雑用は

飯を作るやつ、洗濯するやつ、野営地の夜番などがあるが

風魔法が使えるアッシュは洗濯ばかりで、俺も料理技能も食材への知識もないためだいたい洗濯係である


「生活魔法があれば洗濯も楽なのになー」


アッシュがボヤく、地味な仕事に飽きてきたみたいだ


「生活魔法持ちは軍にいないのか?」


「いや、いるぞー

てか生活魔法だからな家事をしているやつには自然に覚えたり、身近に使える奴がいると覚えやすいんだが

俺は狩ばかりしていたから家事を全然してなかったんだよー」


そうか、家事をふだんしてるやつは生活魔法を覚えたりするんだな

やっぱりこの世界の魔法は経験して身につくものなんだな


「そーだぞー

新人は雑用を生活魔法が身につくほどやるのが軍の仕事の第1歩だからなー

優秀な戦力を持つやつを支えて雑用を引き受けるのも軍の仕事の一部だ

お前らが雑用をする分しなくてよかったやつがより多くの魔物を仕留めるんだからなー頑張れよー」


非番らしい戦闘隊員が話に割り込んできた


「まじかーずーっと洗濯かよー」

「まっ、国につけば違うこともできるからよ頑張んな」

アッシュの背中をバシバシ叩きさっていく先輩


「早く出世してーなー」

アッシュのぼやきを聞きながら洗濯の毎日である


「まぁ、まぁ

今日は模擬戦もあるみたいだし、いいとこ見せて早く出世できるよう頑張ろうや」


ぶつくさ言う同僚をなぐされながら

今夜の模擬戦、俺はどうすっかなーと考える



新人が雑用なのは別に年功序列や長く勤務しているものへの優遇ではない

軍の仕組みとしては

実力のわからない新人をいきなり戦闘に混ぜても信用はできないは使えない戦力なら保護に戦力をわけるわけにはいかないわで

効率を考えると自然なことである

しかし退屈はやる気を削ぐものである

なんで実力を知るため、今後の配属先を考えるためにも

魔物もそんなに多くない地域を通る時は非番のものを作り監督役とし模擬戦を行う


新人へは雑用しかさせて貰えないストレス解消

先輩達は仕事として実力を見るのど娯楽である


「アッシュ、お前風魔法使えるんだろう、お前に今日の酒瓶かけたから勝ったら一緒に飲もうぜ」

「シュン、お前は戦ってもいいし回復要員として控えてもいいからな」

夜が近づき先輩達から声がかけられる


もうすぐ 宴が始まる

スムーズな軍への合流のくだりを文章でかくべきなんですが、なかなか。

とりあえず書いて、書き出して、直せそうだと思たら合流のくだりを文書にします

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