村に来ました
第一村人は
木の柵でグルリと囲ってある部分に一箇所だけ入口があり
そこに門番らしく槍を手に持ち立っていた
とりあえず挨拶かなぁと思い
「こんにちわー」
とヘラヘラしながら声をかけてみた
「おっ旅人かい?宿を探しているなら井戸がある広間に一軒あるぞ」
「あっそうなんすね、お邪魔しても大丈夫ですか?」
「人数は一人だな?字は書けるか?かけないようなら代筆する」
なんか帳面のようなモノがあり
字が書いてある
名前と、出身地と、職業とレベルに目的ねぇ…
字読めるな、たぶん日本語になってるな西洋ファンタジー風なんに日本語なんは俺の夢だからかねぇ
「書けるが…俺は迷い人らしくて出身地がかけないんたが、大丈夫か?」
これで入れなかったら悲しい
「おや、そうなのか珍しいなーじゃあ教会から人呼んでくるから、ちょっと待っていろよ」
門番がそう言って 門の上方に声をかける
「おーい、迷い人だってよ教会の神父さん呼んでこい!」
「あーい」
と二人ほどの人の返事があり一人が走り去った
入り口は対応者が一人で
何かあったとき用に何人かが待機しているか見張りをしているのかな?
「お前は迷い人の割には装備とかしてるのな、迷い人は普通何も持ってないらしいが、そこんとこどうなんだ」
やべ、女神様に装備とかもらったんだった
あっでも待てよ、モンスターからもナイフやらクワやらでてきたから
「モンスターから拾えたんだ」
と説明してクワを1つだす
「そうか、運がよかったのな」
と朗らかに言いつつ警戒はとかないまさに門番である
そんなソフト尋問を受けつつ
神父さんがたどり着いた
「はいはい、失礼しますよ
えっとーシュンさんですね迷い人との事でとりあえず書いてある名簿はー」
初老のおじさんは名簿に書いた
シュン/出身地、迷い人/職業、迷い人/レベル9/目的、宿泊と買い物
ととりあえず俺が書いた内容を見ている
「じゃあま、この水晶に手を当ててねーそうそう、で私の質問に答えてねー」
「はい、お名前はー」
「 シュンです」(斎藤駿)
水晶に文字が浮かんだ びびる
「さいとうしゅん?シュンが名前で名字がサイトウですかー?」
「はい」(はい)
「迷い人ですかー?」
「迷い人です」(迷い人)
「他に何かありますかー?」
「なんと言えばいいかわからないんだが」(祝福持ち、死亡無効ギフト)
「ありゃまーそれは、それは」
神父さんが拝みだす
「そっか坊主、ちゃんと迷い人だったんだな悪かったな」
「はぁ、なんか凄い嘘発見器みたいなやつなんですね、この水晶」
「資格あるやつじゃないと使えないがなー」
門番が警戒をといてくれたみたいだ
「で、どうすんだ?泊まっていくのか?」
「そうですねー」
とか話していたら神父さんが割り込んできた
「迷い人ならば、色々とお困りでしょう、まずは教会へ来ませんか?祝福持ちの方ならば一晩くらいはもてなしますよ」
なんか張り切っている神父さんについて行って良いものか
なんか巻き込まれても困るしなー
「こんな田舎の神父だ、出世欲もないし、良くしてもらえると思うぞ
迷い人のことも知らないんだろ?いけいけ」
そんな感じで
村の中に入れてしまった
村にはポツポツと民家があり、中心に広間と井戸があり民家の周りに畑や鶏などが囲いの中にある
農村と行った感じだった中心部には教会、でかい家、宿屋がある
「あちらの大きな家は村長のお宅ですよー教会はこちらですー」
と教会に入れてもらい
「お腹が空いてませんか?」
と水瓶から水とパンを持ってきてくれた
教会の御神体が女神像で、俺が一回生き帰った時と一緒である
ありがたくモグモグと硬めのパンを食べているとソワソワとした神父さんが話しかけてくる
「どこから話そうかなー」
なんだか長くなりそうだった




