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夢の中の神さま  作者: 六
とりあえず 付き合ってくれる方みつけました
16/35

エルフとの接触

森をテクテクと歩き

小川を抜けたり岩場を歩いたり


昔、街ぐるみのハイキングとかで終着地が滝だった時があったなーと

その時に歩いたコンクリートロードではなく獣道しかない中をテクテクと進みます


たまに知らない花とかも採取し

無限に入りそうなチートな空間に

とりあえず肩掛けカバンに入れたフリしてしまい込み続けています

帰ったら仕分けよう


『そろそろエルフの方達の領域ですね、エルフさん達は普段は森で狩りをしつつ生活をされていますし、狩りをしてる人に見つかるか居住区の入り口くらいで声をかけてくると思います。わりと温厚な種なので敵対しないアピールをお願いしますね』


「はーい、とりあえずは冒険者兼薬師として使えそうな薬草とかを探し回っていると、魔法が使えるといった感じで行くのよね」


『はい、よろしくお願いします』


さぁいつでもオッケーだ!

とまたテクテクと歩くと森の雰囲気が変わってきた

さっきまでは鬱蒼とした森で歩きにくいくらい草もボーボーだったが


低い高さの草ばかりになり花が増えた

木も大きなモノが増えてきた

木漏れ日が綺麗である


『あっ見つかりましたよ、ミツキさんは気づいてないですよね。キョロキョロはすると不自然なので適当に花でも見ながらブラブラしてみてください』


了解です

むーこのスズランみたいな花は毒草みたいな紫色だけど使えるかなー

エルフ領域で勝手に採取したら怒られるかしらー

この苔可愛いから帰ったら植えたいなー木も一緒に若木ないかなー


とウロウロしていたら

ガサッと不自然に木の上から音がした

上を見上げるとエルフさんが居ました


「あっエルフさんだ」


『何をしてるんだ?』


弓を手に持ちいつでも放てるんだが今は矛先は私には向いては居ない


「えっとですね、薬草の採取とこちらの方にエルフの方々が住んでいると聞いてエルフの方々と物々交換が出来たらいいなーと、ちなみにこの辺の草とか勝手に持って行ったらダメですかね?」


『まぁ荒らすほど持って行くので無ければ森はエルフだけのものではないから』


木より降りてきて近寄ってくる声が中性的でわかららなかったが女性のようだ

金髪にグリーンの瞳にトンガリ耳!

綺麗!細い!ちょっと感動!


「人族の冒険者か?商人か?一人でいるのは何故だ?エルフと取り引きをしようと何故思った」


割りと警戒されてます


「人族?の冒険者であり商人でもあります、まだ駆け出しですが

駆け出しなんですがソコソコのモンスターを狩れて居まして

えっとー人族の冒険者としてモンスターを売りますと色々と人の偉い方に目をつけられるのが面倒なので

じゃあ人以外に売るなり、交換するなりしたらいいのではないかとエルフさんの住処を目指していました」


「変わっているな」


変な目で見られた!美人さんに冷たい目で見られても嬉しくない


「ダメ…ですかね?」


「モンスターは持っているのか?」


ねぇねぇ!アリー!

エルフさんにも小出しがいいの?無限収納見せないべき?


『人よりは大丈夫かとエルフは人より100倍くらい生きますからマジックバッグとかあるよねーぐらいの認識ですよ』


「どうした?」


「いえ、どれにしようかとーアウルベアとかいりますか?」


「あるのか?」


とりあえず1匹丸々出す


「お前変わった人間だな」


ちょっと驚いた顔された


「お前がとったのか?お前弱いだろ?」


『あっエルフは一般の人より身体能力は高いです。ミツキさんは普通の筋肉も一般の村人よりひ弱な部類なのを見抜かれてますよ』


マジかー私一般より弱いのかー


「えっと生まれつきよくわからない力が使えてまして、それで」


「見せてみろ」


えーどうすりゃいいの


『その辺の草とかに雷落としましょうか』


手をかざして

静電気のように私の手より草に稲妻を落とす

灰になる草


びっくりした顔のエルフさんが5人に増えた


『周りで様子見てた方達もでてきましたね、弓を向けられてますが攻撃意識はしないでくださいね、貴女は死にませんし、殺されそうに怖い目にあう確率も低いですがそうなりそうな状況になったら

そうなる前に私が転移させます

気づいたら拠点に居ます。大丈夫です落ちついてください』



いや、いやいやいや

結構怖いよ?顔つきはまだ不思議そうなだけだが


「魔力の流れがない」


「精霊もいない」


「どうしてサンダーがでたのか原理がつかめない」


「こいつは強くない」


「でも、この人がだした」


「人よ、なんでた?」


なんか囲まれて話されるが


「生まれつきです、変な目で見られるから他の人にも余り聞けなくてわかりません」


「うん、人よくわからないものや理解できないもの嫌い」


「こいつ一人なわけだな」


なんか可哀想なものを見る目になってる


「エルフに その不自然なサンダー使わないな?」


「はい、使いません」


「仲間に変な事をしたら殺されるからな」


「死にたくないです」


ならばとエルフさん達が相談の上で集落に連れて行ってくれるらしい


よかった

『なんとかなりましたね、エルフは長寿な分刺激があまりない種族ですから変わったものはお好きです

きっと待遇は悪くないですよ』


ならいいんですが

びっくりしましたよーやっぱり切ったり切られたりは嫌だー!


そんなこんなでエルフの集落には入れそうです

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