商人ギルドに売りに来ました
朝から薬師ライフである
回復薬、止血薬、はなんとか1時間刻んだり茹でたりして、1時間煮詰めたりして、1時間混ぜたり固めたり器に移したりした
ちなみに回復薬錠剤は 仕分けせずに瓢箪な見た目の果実を取ってきてしまう
水に放置して中身腐らせてだして洗って乾燥してカリカリにかわいたあと煮沸消毒作業をアリーに短縮してもらった
止血薬は蓋が閉まる入れ物が思いつかないなかったので
胡桃のような硬い殻の内側に蜜蝋で固めた止血薬を塗りこめた
体温で溶かして伸ばす仕様だから軽い切り傷は使いやすいが深い傷には塗り込みにくい
とりあえずつめこみ作業や
入れ物採取で午前中は終了
採取ついでに
睡眠作用のあるハーブ
美白効果があるハーブ
石鹸草なども探してきた
そして
実際に森にあるものを持ち込んだことで
種をとりチートに栽培!
これで拠点よりでなくてもある程度は揃う!薬草もね!
最初っから出せないのは干渉できない仕様らしいが私がつんでしまえばこっちのものらしい
ちなみに服装も下着以外はすっかり現地仕様です
「相場はどれくらいかなー」
『知識と器具があれば作れますけど
森に入ってとる薬草も一株300円しますし、こちらは回復を100の中の10として
10株使って100回復の回復薬になったことから手間賃いれても6000円ですかね6銅
だいたい元値が半額、半分は手間賃としての利益がきて、あとは出来高で効果と使いやすさなどで値段があがるし、信頼されなかったり出来が悪いと元値に近くなりますかね』
教えてもらい計算すると
回復薬5つで25銅〜30銅
止血薬はもう少し色々使ってるけど小さくしてわけたぶん30個で30銅くらいだといいなー
ハーブティーは
睡眠、美白、洗顔スクラブ
すべて一回分の小分けにしたのを笹みたいな葉っぱで小袋入りしたやつが
ひとつ30個くらい
ひとつ1鉄くらいが試しやすいから良いかなと
ちなみに睡眠、美白ハーブにはお茶は混ぜずに自宅のお茶に振りかける仕様にしてみた家族は飲まないかもだし
薬草茶って名前だけどね、まぁハーブだけでも飲めますしいいかな?
さて、計8銀くらいのつもり!
売れるかな?
売れたとしても5銀は減るのだけども
あっ街に行くならば
肉もみつけないと、アウルベア?以外には襲って来たのは花畑にいたでかい蜂だよなー蜂蜜も取ったし
蜂蜜でいいかなー蜂は毒針部分だけ冒険者ギルドにだしてみようかなー
とりあえず2銅5鉄分から
5鉄払い街に入る
スムーズに見せるだけ、ついでに通行ゲートみたいな場所にかざしてピカッと通行証が光ればオッケーみたい
何もしゃべらなくていいぐらいだ改札だコレ
まずは冒険者ギルド
蜂はあった、毒針は2銅、コアが2銅
アウルベアもコア2銀だ
コアってなんだ
『心臓などの弱点部位にある魔石ですよ魔道具の動力源になります』
魔道具?あの改札みたいな不思議なやつ?
『そうです、しかし先日見た時は気づかなかったですよね、改札を利用したからでしょうか』
私の夢だから何かしら都合よく夢見たのかしらね
『そうかもしれません』
綺麗なギルド姉さんはいつも混んでるから毎度おじさんギルド員に声をかける
「モンスターの部位の買い取りをお願いします」
「はいよ、蜂5で、1銀。こっちのは2銀な」
さて
次は商人ギルド!石畳の機能重視の冒険者ギルドと違って内装が華やか!
案内人?らしき人がキョロキョロしてると寄ってきた
「こちらは初めてでございますか?」
「はい」
綺麗な女性であるポニーテールにシックな色合いのスカートとシャツ
肩に羽織ったスカーフがお洒落な感じ
「今日はどのようなご用件ですか?物探しの依頼、ギルド登録の後の品物の仕入れ、または販売などができますが」
「登録からの、販売持ち込みをしたいです」
ではこちらにと
カウンターに仕切りがあり
座っているのはわかるが品物のやり取りは見えない半個室に案内される
「まず登録になりますが通行証などの身元を証明できるものと登録料である5銀はございますか?」
「冒険者カードがあります、お金は今2銀しか手持ちになく物品を販売した分から支払いたいです」
「わかりました、見せてください」
「今回登録料に使わせてもらった品物はポイントにはつきませんのでご了承ください。買い取りは5銀になります。回復面では大丈夫ですが使いやすさとしては少し物足りません、また品質を見るためにお試しした分も買い取りとはしていません。ポイントが貯まり信用度があがるとお試し分は引かれなくなります」
そうか
そういう仕様なんはわかったがちょっと金額が少なくて残念だ
「金額が少ないのにはまだ理由があります。ハーブやスクラブはまだ買い取りをしていません、この品物の使用方法などを詳しく教えてください」
「えーっと」
詳しく
ハーブはお茶に浮かべて、お好みでそのままでも良くて
香りを楽しみつつ、薬効をとりつつ美味しくはないかもだか食べても良い事
スクラブは毛穴の汚れなどをとるものだが毎日だとかえって肌があれ乾燥すること
今日は無いが
ハーブ入り石鹸などもあるよ
と伝える
「こういった大衆向けというより、個人の嗜好品などの買い取りは専門の小物屋さんなどに売るのをお勧めします
商人ギルドの展示版に似たような商品が欲しい募集などもありますが
該当しない場合はこちらでは引き取りません」
「わかりました小物屋さんに行って交渉ですね」
「値段が安く設定してあるので女性向きの小物屋さん、なんなら女性が出入りするならどこでもいいです。
あと私も興味あります、美白を7つ、スクラブを3つお売りくださいますか?」
にっこり笑顔な綺麗な女性は眼福です
「はい、ありがとうございます」
1銅を受け取ると
「こちらは商人カードです。名前と通行した街の履歴、また商人ギルドで売った商品がスクロールされます」
ミツキ
シルヴァス
薬品 美容品
そんな感じなんだなー買ったものはどうなんだろう
『買ったものは表示されないみたいですよあくまでも何を持っている顧客か把握するものみたいです』
ほうなるほど
美人さんにお別れをして
さて向かうは宿チェックインからの道楽食堂!
飲むの好きなんだよねー!




