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0章 それはディープインパクト

気軽にサクサク読めてクスッと笑えってもらえたら嬉しいです。

笑えなかったらごめんなさい。

感想を教えてもらえると励みになります。

作者初長編オリジナル作品です。

0章から終章まで全11章(予定)

0章 それはディープインパクト


2015年7月 新宿。


連日最高気温を更新していた2015年の夏のある日、一人の男が食い入るように巨大な映画のスクリーンに見入っていた。

生まれて初めて映画館で見るその映画のタイトルは『MAD MAX 怒りのデスロード(吹き替え版)』。

冒頭からノンストップで見るものを引き込む暴力と狂気の荒野ウェイストランドの世界。

荒れ果てた終末の地でも皆ギラギラとした目をして己の人生のためにただただ疾駆はしる。


こんな世界があったのか!

映画は終わりエンドテロップが流れ終わっても男はその映画の持つ暴力的なまでの映画言語表現に席を立つことが出来なかった。

今はただただ強く打ちのめされ、そして、何故か闘志が燃えて仕方がなかった。

俺もこんな映画を撮りたい!


だが今はこの感動をもう一度味わいたい。

次の上映まで今しばらく興奮した心と身体を劇場の椅子に休ませておこう。

二回目の鑑賞が楽しみだ。

「あのーお客様…」

「なにかな?」

「その座席は次回のお客様の座席でございまして…」


一回ごとの入れ替え制とかふざけているのか!


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